何年経っても

monna88882015-12-31

ぽつり、ぽつりと窓のサッシを磨いたり、冷蔵庫の下、洗濯機の下を掃除機&拭き掃除したりしました。たっぷりあったはずの連休も、今日を除けばあと3日しか無いと氣付いて、慌てて散歩へ出掛けました。東側の方をたっぷり歩いて、団地の中の公園や、小山をひとりで巡ります。今年のことや、それよりもうんと前のことをあれこれと思い返しながら。途中で舌を噛み切りたくなるような情けないことを思い出して、頭を振ります。人に意地悪をしたことや攻撃したことだけが、うんと嫌なこと。何年前のこと!?とあきれながら、その時間を踏んでしか、今にいられないことを、ただ歩きながら噛みしめます。

今年は風邪のお陰で、ゆっくりとおせちを準備することができた、いつも切羽詰まった感じがあったけれど、今年は声も出ないし、無理もしないおせち。Kさんから年末にもらった海老が輝いています。母から送られてきた赤飯の素で作った赤飯、フジッコの黒豆、京都の伯母が送ってくれたハム、大分のTPママが送ってくれた焼豚…明日の朝のお雑煮の出汁を取りながら、子どもの頃の年末は、まだ30代だった父が大掃除の度に怒り狂って、母が溜め込んだ洗い終わった洗濯物や漫画本を捨てていたことを何度でも思い返します。母はエンエンと泣いていて。父は父なりに、片を付けたかったんだな。それでも元旦は家族揃って正座しておとそを飲んで、今年の抱負などを言わされたっけ。それぞれバラバラな4人家族を無理やりまとめるエネルギーを思うと、ジーンとしたりしました。父も母も若かったし、私も弟もうんと子どもだったんだ!

新しい一年に、新しい氣持ちを、新しい毎日を。やっぱり新しい年が来るってことはとても幸せなことです。