見知らぬ珍客

長い長い通勤電車に揺られて、おつとめさきへ出勤しました。突然、見知らぬ人が入って来て、女性用のトイレに駆け込もうとしています。あわてて総務のMさんが駆け寄って話しをしていると、あたしはここのオーナー。あなたたち、いつ出て行くの?などと何だかおかしな展開になっています。ジーッと見ているとやがて、彼女の息子のような小太りの男性も現れて、ふたりともTシャツ姿、リュックを背負って、あまりお風呂に入っていない感じで、後から先々月に入社した経理のSさんも駆け寄って、とにかく大家さんのところへ行きましょうと促していました。ジリジリとその顛末を野次馬根性で近づいて見守りながらも、一階の大家さんに軽くあしらわれて、立ち去って行った二人。

しばらくして、人が少ないときじゃなくて良かったね、家賃はいくらと尋ねられて、お答えする義務はありませんってSさんが言ったのが良かったね、などと女性陣で話しをします。こういう話しができることは、女性たちをつなぐ何かになるので良かった。


家に帰っても1時間ほどお仕事。あ〜!

プレッシャーがある。今のお仕事は。

ブロンド少女は過激に美しく。TPが前から観たいと言っていた映画は、マノエル・デ・オリヴェイラ監督のDVDでした。とにかく、ふざけているとしか思えない展開の中に、真剣な思いが重なって…ふざけている映画を観ると、心の底から幸せになります。