新しい美容院

ネットで検索して予約して、また新しい美容院へ行きました。自転車で5〜6分のところに、とても評判の良いお店があったので。これまで数年かけて白髪問題に向き合ってきました。なぜ抜いていたんだろう?そして、自然にこだわって染めずに過ごすと職場で宣言したり、みっともないからとヘアマニキュアをしたり、ジタバタしていましたがついに先日、レジの前に並んでいた女性が普通の茶髪に白髪部分だけがうっすらと色がついている髪の毛を見て、これだ!と思いました。そうだ、茶髪にしよう。


自宅で茶髪にしているとき、両親から電話があって思わず出たら長いお喋り。。。それで時間オーバーで頭がやたらと金色になっていたのをもう一度暗く染め直して、それでもマダラになったので美容院を検索したのです。地図だけを見て、店の名前を控えていなかったものだからあれ?店が無い、そのへんをウロウロして数件の美容院に飛び込んで「あの、私の予約入ってますか?」と尋ねながら当然入っておらず、交番で「美容院を予約したけれど店の名前がわからず」と相談して教えてもらった美容院の、お向かいに見たことがあるロゴがあったのでそこへ行ってみると、ホッ、無事に予約していた店でした。ヨカッタ。

まずは、ゆっくりとカウンセリング、生え際に切れ毛が多いことやら、自分で染めているところがマダラになっていることやら、普段どういう洋服か、それがどういう色か、自分でセットする方かなど色々、お茶を飲みながらゆっくりと、お陰で自分がどういう髪型でいたいのか、どうやって白髪を向き合って行きたいのかが丸裸になります。入れる色も細かく説明してくれて、緑系を入れるとモード系になる、ナチュラル系なら赤の方がいいなどと。若いのに何て熱心ないいお兄ちゃんなんだ。

頭の脂が残っているうちに毛染めをした方が良いとのこと、薬剤を塗ってもらっていると「薬剤を塗っていて思ったんですけど、白髪、完全に染めた方がいいですか?今回は色を入れるだけにして、白髪ってバレても良ければ、その方が髪が伸びてきたときに自然になるかと思うんです」と言ってくれたので「私もちょうどそう思っていたところです!」と食い氣味に答えます。レジに並んでいたひとが白髪ってわかっても素敵な頭だったと。どうやら、白髪染めするには白髪の本数がまだ私は少ないらしく、くっきり染めるとかえって目立つよう。髪の毛のために、毛染めはどれくらい日にちを空けた方が良いですか?と尋ねると、私の場合は、2ヶ月は空けた方が良いとのこと、これから伸ばすかもしれないと言っていたので、1ヶ月じゃ短いし、2ヶ月は持つようにカットしますとのこと。何ていい若者なんだ。

中でも、乾かし方、これまで毛の根元を立たせるように頭を下にしてドライヤーで乾かすように言われていたアドバイスも、自然に後ろに流すように乾かして良いと言ってくれる若者。

最後は、後頭を重ために仕上げるか、それともふわっとするように仕上げるか尋ねられて、少し重ためがいいと答えます。鏡をあらゆる角度から見せてもらうと、とっても可愛くなっていて「可愛くなった!」と喜びます。「少し、顔も小さくなりました」と言うと、「はい、そう切りました」とのこと。心強い若者。

「とても丁寧に説明していただいて、ありがとうございました」と言うと、どうやら自分の説明に自信が無いようで、言いたいことが上手く言葉にできずにいつも悩んでいるそう、そんなことないですよ、とても伝わりましたよ、でも伝えるの難しいですよね、私もそう思うときありますなどとお姉さんは若い美容師さんを励ましてみました。

さあ、2ヶ月後にまたここに来るのが楽しみ。それまで、2センチくらい髪の毛は伸びるだろうから。次はどんな髪型にしようかな。ウキウキしながら家に帰りました。