たし蟹

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朝からソワソワ。

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仕事も手につかないほど、ソワソワして、たっぷり残業して、数人でタクシーに乗ってたどり着いたのは赤坂の料亭。「TBSの前の、一本入ったところの道、日枝神社側です。吉野家の角を曲がって、でーっかい石があるお店で」と運転手さんにも説明できるのは、私が何日も前から楽しみにし過ぎて、グーグルマップで店の前や付近の写真などを眺めて知り尽くしていたから。わくわく。有り難いことに、上司たちの推薦で月間MVPみたいな社員を選ぶものに私はまた選んでもらったと言うのです。ここ数ヶ月で、他にも選ばれたひとたちがいたから、そのみんなで一斉に社長と会食。社長ったって私よりうんと年下だから、氣楽なものです(嘘)。でも、メンバーが皆、氣楽なひとたちばかりだったので、和気あいあい、ダチョウ倶楽部のように仲良く、お喋りも楽しく、出てくるものひとつひとつを、ぺろりと平らげて、おいしいお酒もたっぷり飲ませてもらって、タクシーで帰るという社長に手を振って、同じ路線のひとたちでまた2次会までして、お喋りして大笑いして帰りました。

夜の12時、いつも早起きのTPは起きて待っていてくれました。楽しかったよ〜と報告すると、パソコン貸して、明後日の宿の予約する、とのこと。そうだった、明後日から香川県に2泊で旅行に行くんだった。というのもTPが連休を取れるのは年に数回だけ。限りなく黒に近いグレーの職場で、お休みを取るのは大変らしいのです。なのでフィンランド旅行の興奮も冷めないうちに香川旅行ってわけ。私も休んでばかりでは氣まずいので、お休みをそーっと申請したっけ。どちらにしても、明日中に、何としても、激務を終わらせねばなりません。

 

備忘:先付け・ホタルイカとアワビの醤油煮。お刺身二種。牛ステーキのわさび添え。ゆで毛蟹(半身)。ウニの乗った茶碗蒸し。ほぐした鮭とイクラの出汁茶漬け。フルーツシロップ漬け。

思わず「本物の蟹、久々に食べました」と言うと「たしかに。あっ」と答えてくふふっと笑いだすひと、なんで笑ったんですか?いや、思わずダジャレみたいになって、あーなるほどとか言って会話が収まって「贅沢ですね」「たしかに。あっ」もうどうしてみんな「たしかに」って言うんだろう!「身がほぐしてあって食べやすいですね」「たしかに」今度はもう、自分がたしかにって言ったことすら氣づいていないひとまで出てきて、みんなで大笑いしました。