ＴＰが引き出しの中から見つけた亀の玩具は、それほど膨らみませんでした。
今日、急遽入れられた会議は、会議史上最悪に近い会議。要は、５人チームのうち２人他部署に横取りされて、ひとり産休中で、残りふたりとなった私のチームに「他部署の残業が規定時間を超えそうだから相談したい」という会議。どうやら参加者全員が「規定超えそう」「私も無理」「自分も無理」と言うので、しばらくパソコンの画面を眺めていたものの進まないので「要するに、私とＫさんだけに規定時間ギリギリまで仕事を引き受けて欲しいって、そういう会議ですか？」と尋ねたところ、入社したばかりで存在感も無いのに出来る風を吹かしている男は何と！首をかしげています。すかさずいつも仕事をしている中国出身の女性が「門◯さん、無理する必要はないです、そんなこをすることない」と声を挙げてくれます。他のメンバーからも、そもそも、前からひとが足りないって言ってあるのに会社は何もしてくれない、と次々と挙がる声。それでも、転職したてなのに出来る感出す新入りの幹部は「ひとを入れたとしても引継ぎで２ヶ月はかかる、それまで誰かが我慢するしかないってこと…ですね…？」などと言って現在担当しているひとの犠牲をアピールしようとしています。「まずは、引継ぎたい仕事のリストを、自分の時間つかってでも、ちゃんと出してください」とこれまた別の中国出身の女性が言います。誰が何を分担するか、ちゃんと書いてくださいと。私は日頃から中国出身の女性たちの働きぶりに尊敬の念を抱いていたので、「ありがとう〜」とお礼を言います。なので私も「そのリストが出たら、もう一度ミーティングしましょう」と言って会議を終えます。私たちは元から仕事リストをすべて時間軸で提出しています。「見てください、すでに就業時間をそれぞれ４０時間以上超えているんですよ？」と訴えて。
もやもや。もやもや地獄。もやもやして、もやもやしたままもやもやしています。
