銀座の朝。宿の朝ごはんは、オシャレ全開シャレコウベ。カメラを忘れたのが残念でしたが、サラダもチーズもヨーグルトもグラノーラも、オシャレ過ぎて鼻血が出そう。外のテーブルでモデルのように優雅にコーヒーを飲みながら読書していた女性がいるので何の氣ナシに景色を眺めていると、ガサツな友人がやってきて雰囲氣ぶち壊しで、後からTPと大笑いします。せっかくの設定が台無しになった瞬間を見たと。
もう一度、お風呂にたっぷり入って、部屋に頭を下げてチェックアウトします。さあどこ行こう。てくてくてく。不思議な歩道橋を渡って汐留へ。ふと見ると、TPの顔色がコンクリート色になっているので驚いて、コンビニでサイダーを買って飲ませて休憩します。
ちらしで見つけた展示を観に、パナソニック汐留美術館へ。サーリネンというフィンランドの建築家だそう。旅行して何度も出たり入ったり出たり入ったりしたヘルシンキ駅も作品のひとつだと知って感激します。ひとり、おじさんが小声で同行者に知識披露を続けているのでそーっと離れます。
美術館の本屋の楽しさも。
歩いて新橋へ。
前の職場で、教えてもらったおいしいお好み焼き屋さんの前を通ります。日曜日定休。
大門から大江戸線に乗って、六本木まで。今日の宿は六本木だそう。ドキドキ。ランチを食べて(コスパ悪い、それほどおいしくない)、宿に向かいます。
おっしゃれー!
絶っ景〜!屋上には露天風呂があります。六本木の真ん中で素っ裸で、仁王立ちですりガラスの向こうの景色を眺めます。ビールを飲んで昼寝したりします。
夜、居酒屋へ。大入り満員かつ大声の大騒ぎなので早々に後にします。
六本木の夜。
麻布なんか散歩しちゃって。もう永遠に都内を泊まり歩いていたいし、明日、いつものアパートに帰るだなんて信じられない。汗をかきながら歩き続きます。そしてまた六本木の屋上の大浴場で汗を流します。
浅草、銀座、六本木。脳内の地図の右側の方が充実した旅だ。コーディネーターのTPともよく喋りよく笑った旅だ、ありがとうと言います。