かずさオートキャンプ場

朝5時半に起きて、キャンプ用に持って行っているペン型ライトの電球が切れたのでアマゾンで買って交換します。キャンプだ!

と思ったらウトウト二度寝、三度寝、夕べはふたりともしごとでたっぷり残業したからね。

ようやく9時過ぎになって、いけねいけねと出発します。

今日はバスに乗って千葉まで。

木更津行きのバスからは、新幹線がたっぷり待機している新幹線置き場が見えます。

海も、見えます。

交通渋滞で30分以上は遅れたでしょうか?木更津駅。西口は、ほとんど閉店している閑散としたショッピングモールのベンチで、たくさんの地元のひとたちが眠ったり、コンビニのお弁当を食べたりしています。

もう昼の1時、私たちもちょっと小腹が空いたので、ピリ辛ウィンナーやらチキンやら食べましょう。

あっかんべー。

木更津駅からは、久留里線に乗って久留里駅まで行きます。今回の下調べをしたTPも50分もかかるとは思っていなかったらしい、大丈夫よ、そんなことで不機嫌になったりはしませんわよ。

久留里駅からキャンプ場を目指して歩いていると、道路工事の警備員のおじさんが「どこ行くの?キャンプ?」と声をかけてくれます。「はい!」と答えると「その橋渡ったらすぐ左」と道を教えてくれてお礼を言います。知らないひとから話しかけられることは人生の楽しみのベスト2くらいには入るからうれしい。

まずはテントを張ります。どっち向きに入り口を向けるか、タープはどう張るか、焚き火をどこにするかでTPと話し合い。メラメラ。

今日のサイトの前には、天然水の水飲み場があります。あ、入場料2人で5400円、ちょっと高級?

敷地は広いです。

今日始めて気がついたことは、TPが子供の頃に使っていた飯ごうには、小槌のマークがついていたことです。どこのメーカーだろう?

タープは小川張りにします。後ろの木が使えてうれしい。

遅めの昼ごはんは、飯ごうで炊いたごはんと、アルミ鍋で作った親子丼です。おいしい〜!!

食べ終わった食器を洗って、ご近所を散歩します。

東京駅になら直接行くバスがあるらしい、久留里駅からの帰りはバスにしましょう。

赤い電車で〜

久留里の街には、名水100選だという湧き水があちらこちらに飲み放題、鉄分多めの味です。

15分ほど歩くと、吉田屋というスーパーがあります。すぐそばに、山!

スーパーで、鮭と小間切れのベーコンと、地元のがんもどきを2つ買います。

通り沿いの神社にお参りします。(清潔で素敵)

二度寝三度寝して今、日暮れを知らない場所で迎えている不思議。

このキャンプ場は、ファミリーの豪華なテントが99.9%、我が家のような地べたスタイルはほぼゼロ、他には見当たりません。お隣りさんは、おじさんソロ二人組と、仲良し夫婦。来年定年退職とか、サンマ焼いたら最高とか会話も丸聞こえです。それでも開放感があって誰もが聞かれたっていいと、開放されてお喋りをしています。

無料のシャワーを浴びてさっぱりしてから、まずはベーコンを焼いて明日の朝食べるバゲットに挟んでおいて、アスパラに塩をして銀紙で巻いて蒸し焼きにして、鮭に塩をして蒸し焼きにします。

やっぱベーコンやばい、最強。今日は昼が遅かったので思い切ってごはんを炊かずにおつまみスタイルで。

この、かずさオートキャンプ場の案内は、清々しい。そして達筆。新米5キロ安い、買って帰りたい!でも重たいから買えない!

トイレの張り紙も清々しい!

そして満天の星空(映らないけれど)。夜中にお手洗いに起きて、タバコを1本吸って空を見上げていたら、巨大な流れ星が長く、早く、通り過ぎて行きました。この瞬間。多分、自分たちで焚き火をして焼いて食べる、それだけのことがすごく特別に思えるし、失敗や忘れ物をしたら次はこうしようああしようと考えられる、地面の上で眠って、色んな音が聞こえる(虫、鳥、川、カエル)その音で季節を体感する、鈴虫だ、秋だ。そんなすべてが全部が。TPはテントの中でぐうぐう眠っていて、私は星空を見上げていて、明日の朝ごはんはバゲットにベーコンとアスパラを挟んだのを用意してあるからインスタント味噌汁とインスタントコーヒーで食べよう、わくわく、ぐっすり眠ろう。何から何まで。キャンプの楽しみ。