秋田散歩

目が覚めると秋田。それなのに、まだここが絶対に秋田だという実感が持てずにいます。

ホテルの朝ごはんビュッフェ、少し物足りないなと思いながら食べていると、お隣りの席から「すっごい、充実した朝ごはんだね」の声が聞こえてきた途端、確かに家ではこんな品数は食べられない、充実した朝ごはんだと感じるようになるのが不思議、言葉ってすてき。

トラックは今日、プロパンガスを運んでいます。

秋田駅からすぐ近くの城址公園の前を歩きます。

今日は、曲げわっぱを買うぞ!親と叔父叔母に、軽めのお土産を送ろうと決めます。ゆうパックの値段を尋ねると、一番小さくても1680円とのこと。

町中の不思議な空間。ふと、風力発電の反対運動をしている女性がいたので、話し込んで、署名をします。

郵便局で、レターパックの安いのを買います。ついでに絵葉書を買って、久しぶりに手紙を書いてみます。お土産屋さんに戻り、曲げわっぱを買って、稲庭うどんとレトルトごはん(秋田の米)を買って、レターパックライトに入れて、ポストに投函します。

「あっ!ババヘラアイス!」あの有名なババヘラアイス、そうだ秋田県だ!すぐ買って、食べます。売り子の方のかわいらしいこと。

秋田県は、思っていた以上に秋田犬推しです。

どこに行っても秋田犬がいます。

公園を散歩して、図書館があったので立ち寄ってみると、すばらしい図書館、雰囲気がよくて、人口密度もちょうどよくて、このあたりに住んでいたらしょっちゅう通いたい図書館。石川達三記念室をたっぷり堪能し、石川達三を読んでみたいと思います。

この図書館の何が良いって、本棚の色がピンクがかっていて、すてき。

商店街の陶器屋さんで、お弁当包みを2枚買います(曲げわっぱ用)。漬物柄(私)と、ハシビロコウ柄(TP)。

準備万端です。

今日のランチは?

焼き肉。秋田牛を堪能して、アップル豚のおいしさに目をつむります。

てくてく歩いて市場へ。

食いしん坊。

雀が砂浴びしているので写真を撮っていると、近所の方が出てきて「うちの裏にも柳の木があるけど、カラスが巣作っちゃって、巣立つまで切れねえ。伸び放題」と話しかけてくれます。

川で鯉の写真を撮っているとエサをやっている女性が「私が大きくしたんだよ、去年まではすごく細かったの。エサやっちゃダメって言うひともいるけど、かわいそうじゃんね。同じ生き物なんだもの」と話しかけてくれます。

そして本日のお宿は、何と!ドーミーイン秋田!

買ったばかりの曲げわっぱを洗って、眺めているだけでビールが進みます。

大浴場で汗を流して、共有スペースに置いてある漫画を開いてみます。東京リベンジャーズがこんなにおもしろい漫画だったとは!

もう一度、お風呂に入って。テレビを点けてザ・セカンドを流します。

夜鳴きそば。本日もおいしい。ドーミーの夜は、心を豊かにしてくれます。深く眠ることにしましょう。