ぐっすり。窓の外が緑って、いいですね。
共有スペースには、もう一組のお客さんがいらっしゃいました。「おはようございます」と挨拶をして、我々も朝ご飯を食べます(助六)。
今日は、玉川温泉に泊まるそう。ここに来て、ゴザどうする問題。現地で買うと高い(1枚1280円)らしいので、コメリに寄ってみます。
コメリの開店を待ってローソンでコーヒー。
ゴザは、同じくらいの値段だったので買わずに、なんとかなるさと現地に向かうことに。スーパーの秋田コーナーにグッと惹かれます。
バスに乗って、まずは田沢湖へ。
そらちゃん。
湖畔へ。
おいくらかしら?
いい景色!
周遊ボートに乗ってみます。
湖から拝む神社。
たつこさんの伝説が残る田沢湖。
ウグイのエサなるものを100円で買って、ぽとりと湖面に落とすと、遠くからワーッ!とウグイたちが大集合します。
いい湖だ(稲庭うどん)。
またバスに乗って、いよいよ玉川温泉へ。何年も前、台湾を旅行した際に、新北投駅の温泉で出会った見知らぬ日本人のおじさんが、日本中の温泉に行ったけど、日本なら玉川温泉が最高と言っていたのをTPが覚えていたから。玉川温泉の近くにある、新玉川温泉でほとんどのひとが下車しました。
旅館棟と自炊棟があり、旅館棟に泊まります。
上がる!
上がる!
売店でゴザを1枚だけ買って、ギュッとして寝転びます。硫黄の匂いの濃厚さ。すれ違うときに聞こえる話題は、ガンのこと。
部屋には洗濯を干すロープが設置してあります。少し休んで、屋内の風呂にも入ります。室内岩盤浴を予約して入って、室内温泉へ。蚊に刺された跡もピリッと痛くなるほどの濃い温泉。体中の悪いものが全部出て行きますように。
病を患っている方も多く、晩ごはんは健康的なメニューです。そのひとつひとつが、心がこもっているような美味しさ。
ついに秋田。夢みたい。夜、もう一度屋内の温泉に入ると、あちこちで話題は嫁の悪口と、死に方の話し。「やってないのに、やりました!って言うから追い出してやった」「母親も最悪。孫の顔見に来るのに、饅頭2個」「24時間風呂で孤独死。ふやけて」色んな意味で恐ろしくなって、早々に上がります。
旅館の図書館コーナーで借りた本を、一気に読みます。お墓の洗い方が突然紹介されたりして、最高!ババアもいいものだと、元気が出ます。お隣りの御夫婦とすれ違うときに会話。「すごいね、ゴザなんか持ってきて」「いえ、売店で買ったんです」TPが後から「隣のじいさん、あの若いひとたちはゴザ持って行ったのかな、外の温泉」って言ってたと教えてくれます。若いひとたち・・・うれしっ。