天井を眺めながら

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昨日の休日出勤の代休をもらって、一日天井を眺めながら暮らします。あーあ、何でマネージャーとかなっちゃったんだろう。やっぱり会社組織って私には荷が重いなー。マネージャーったって、バイトリーダーみたいなものなのに。

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身体の言い分(毎日文庫)

身体の言い分(毎日文庫)

 

身体の言い分。Kindle君に入れて読みます。身体の言い分だけを聞いて生きていけば、それでいいと強く思える本です。 晩ごはんは、キーマカレー、水煮大豆入りです。おいしい。。

朝のひとり劇場

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朝風呂にたっぷり浸かって、ホテルを散策します。「ちょっとちょっとRC、ホテルの裏に三峯神社の分院があるばい!」ひとり心の中で興奮しながら、朝一番のお参り。神さま、先日本院の方に伺いました。こちらの分院でもどうぞよろしく、良きようにおみちびきください。

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朝ごはんはビュッフェです。おつとめさきの誰かと会うかな?と思っていたけれど誰とも会わず食べ終えます。食後のコーヒーを飲もうと顔を上げると、別の部屋に期間は短かったけれど前の上司の姿が見えます。よしここは積極的に、コーヒーでも持って話しかけに行こう。並んでコーヒーを取っていると、10センチほどのガラスの隙間から目が合ってしまいました。手を振りあって挨拶します。前の上司も立ち上がってコーヒーを取りにきたので「見つかっちゃいました、コーヒー持って行こうと思ってたんですけど」と言うと「いや、大丈夫」とのこと。あれ?拒否られた?じゃ、また後で、そう言ってレストランを出て、じわっと傷つきます。私がウザイのかな。外で一服しながら、でもこんなことで傷ついていたって仕方ない。もう一度脳内で会話を再生します。

ん?

部屋に戻って、前の上司にチャットします。『先ほどの立ち去り際の会話「コーヒー持って(お喋りしに)行こう」のつもりでしたが「コーヒー持って(見つからないうちに)行こう」と勘違いさせてしまっていたらスミマセン』と。すると「勘違いしてました!」との即レス。あ〜ヨカッタと胸をなでおろします。「ホッとしました、拒否られてなくてヨカッタです」と返すと「拒否りませんよ〜」とまた返事がきたので、☺を返しておしまい。

さ、今日は早起きしたから研修開始まで2時間もある。グーグルマップを開くと、近くに池みたいなのが見えます。そこを散策しよう。

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何じゃこりゃ。葉っぱはキャベツそっくりだけど、玉になっていない。しばらく歩くと、玉になりかけのキャベツ、またしばらく歩くとどこからどう見てもすっかりキャベツと段階の違うキャベツが畑いっぱいに育っています。

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わ、何じゃこりゃ。今度はキャベツの中から菜の花みたいな花が咲いている。これがキャベツの花なんだ。遠くにはキャベツを収穫している農家の方も見えて。私は、この足でキャベツの一生を見た。そう思いました。

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「小網代の森」の看板を目印に、グーグルマップで見た池らしき場所へ。

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あれ?本格的。

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本格的過ぎる。どうしよう、まだこの森に入ってから誰とも出会っていない。20分くらいは歩き続けているんじゃないだろうか、もしかしたら30分は経っているかもしれない。こんなところで、歩道から転げ落ちて頭でも打ってしまったら、職場のおじさんたちは携帯も持っていない私を探すに探せないだろうと思うと、少し背筋が寒くなります。えーん。出口はどこ〜

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2キロほどは歩いたでしょうか、ようやく森を抜けることができました。出たところは港・・・

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港の前に、開いているんだか閉まっているんだかわからないようなカフェがありました。「開店中」と札が下がっているので、薄暗い網戸に向かって「アイスコーヒーください」と言うと、中の男性がビクッとしてガバっと立ち上がる音がします。「はい」と冷蔵庫からペットボトルのコーヒーをカップに移す様子が網戸越しに見えて「はい、おまちどう。氣をつけて帰ってね」・・・タメ口、そう思いながらお金を払って外のテラスに座ってコーヒーを飲みます。喉、乾いていたんだな。

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ようやくすれ違ったひとに「すみません、マホロバマインズに戻るにはどうしたらいいでしょう」と尋ねると「バスでいいんでしょ?その坂を上って左に行ったらバス停があるよ」と教わって、来たバスに乗ります。運転手さんに「マホロバマインズに一番近いバス停はどこですか」と尋ねると、「なんですか?」同じ言葉を繰り返すと「なんですか?」もう一度「マホロバマインズというホテル、温泉のある」と言うと「何とか坂一丁目か、何とか郵便局が一番近いです」と言うので安心して乗っていても、肝心の坂も郵便局も出てきません。バスはとうとう終点のよくわからない駅に到着してしまいました。半べそで駅前のタクシーに乗ります。わずか5分ほどで到着、研修開始の2分前。部屋のチェックアウトもしなきゃ。廊下ですれ違った元上司に「すみません、ちょっと遅れます、でも急ぎます」と言って部屋に駆け込んで、脱ぎ散らかしたパジャマやら靴下、充電していたノートパソコンなどをまとめてリュックに放り込んで走って研修部屋に向かいます。どうやら若いひとたちは、朝の5時までトランプ(きっと何某かの金銭が動いたと思われる)していたそう。皆んな目を腫らしています。そんなことより研修2日め。よいリーダーになるには、みたいなこと。メモを取りながら参加します。若いひとたちは時々頭がガクッと落ちて、また持ち上げたりしています。午前中いっぱい、意見を出し合ったり質問したりし合います。

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昼ごはん。食べても食べても丼の底から麺が湧いて出るようなソバを食べて。どういうわけか私は、午前中が終わったら研修が終わりだと思いこんでいました。部屋に戻ってパソコンを開いて「14時9分の電車、間に合いますかね」とか言うとみんな笑っています。パソコンを閉じてリュックに入れて「お先に」と言うか言わないかのとき、研修のリーダーが「さ、始めましょうか」と言うので「へっ?今何て言いました?」と聞くと「始めましょうかって言いました」と言うので「何をですか」「・・・さっき言った、◯◯の研修です」「はっ、すっかり忘れていました!」皆さんから、どーっと笑ってもらえただけでも地獄で仏。慌てて席に着きます。

1時間後、今度こそ本当に本当の研修の終わり。私以外のひとたちは残って仕事をするそう。他のひとたちのことを理解できるようになったことが収穫、別の部署のおじさんも「これからはもっと横のつながりを大事にしたい」と言うので、大きく頷きます。

帰りの電車、ぐうぐう眠って頭を窓ガラスにしこたまぶつけながら帰ります。乗り換えの駅で、崎陽軒のシウマイをたっぷり買って、いつものアパートに戻って、ひと休み。仕事から帰ってきたTPが「あっ、帰っとった!」と顔を見て喜んでくれるのでイヒヒと笑います。研修どうやった?と言うので「自己紹介から始まってさ」と話し始めるとTPはだんだん上の空になって、テレビの野球中継に夢中になって行ったので、そっと話しを終えます。明日は代休です。

おじさん2ペア

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電車に2時間乗って、どこかよくわからない遠い街へ。おつとめさきの研修があるのです。同僚の男の子たち数名と駅で会って、集合場所に向かうと、年齢層の高いグループが4人、すでに並んで立っていました。「おじさん4人」「おじさん4枚揃った」「おじさん2ペア」とか小さい声でみんなでからかいながら向かいます。いひひ、おじさんってそれだけで面白い。

まずは、知っているようで知らないこともあるからと自己紹介をし合います。いつも一緒に働いているのに、本当に知らないことだらけで驚きます。自己紹介が長引いて、昼ごはんを挟んで延長線。ひとを知るのに時間をかけるっていいな。それでも、遊びに来たんじゃないのでみっちりと研修を受けます。そもそも私はチームのひとたちを管理したくない、良く言えば自由主義者、裏返せば無責任な山猿だから、会社はこうやって社員のモチベーションを上げて最大の効果を得たいんだろうけれど社員にとっての見返りはスキルアップだけになるんじゃないかと疑問を持ちながら聞きます。同時にその疑問は自分で何とか解決しよう、とも思います。

夜の宴会も終わって、2次会をしそうな雰囲氣だけれどはっきり誘われたわけじゃないからと遠慮して、温泉に浸かって、缶ビールを買って、ひとり部屋に戻って乾杯します。私って強く誘われないと行けないって一体どういう性格なんだろう、父親も同じ性格、ただ皆んなでワイワイ楽しくできないんだな、あはは。

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それにしても、それぞれの生い立ちとか転職歴を聞くのは本当に楽しかった、職場のひとにビビる感覚が少し減った、私は女性ひとりだけだけど調子こいていっぱい質問したり、ペラペラと自分のことを喋ったりしたな。おじさん4枚とか言って笑ったけど、本当は私より年下も多いんだよな、あはは。そう思いながら、ベッドに横になるとあっと言う間に眠ってしまっていました。早起きしたから眠たかったんだな。

 

お礼ランチを受ける

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私はしあわせ者です。元上司が、私がやったある仕事のことを評価してくれて、感謝のランチ会をしたいと誘ってくれ、タクシーに乗ってまで素敵なレストランに連れて行ってくれました。私はしあわせ者です。

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メキシコ料理でサラダ食べ放題!!ひゃっほー!!

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全部が全部おいしいし、開放的な店内で最高のレストランですね、今度友だちとか旦那さんとか連れて来たいと思います、と心からお礼を言います。何より、今は別の部署に別れてしまったので、久しぶりにゆっくり話せてうれしい。ちょっとした悩みとか、ちょっとした成功例とか、ペラペラ喋りまくって、元上司もペラペラ喋ってくれて、ふたりで大笑いしたりします。

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こういうプレゼントで、また明日からもがんばろうって思えるもんだな。私もチームのひとたちに、こういうプレゼントを渡したい。帰り道、見たこともない花が植えられていたのを見て驚きます。本物じゃないように思えたので、じっっくり触ってみますが、本物だったのでますます驚きます。どうしてこんなに丸く、ぼんぼりのように咲くことができるんだろう、不思議〜。

日帰り弾丸お見舞いツアー

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えーん、眠たいよう。朝4時30分に起きて、電車に乗って乗り換えてバスに乗って成田空港へ。TPが選んだ航空券は格安だから成田発着なのです。えーん。

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搭乗ゲート前のスペースで、ソファーに横になって身体を休めます。

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機内でぐうぐう寝ていると、機長が「左側に富士山が見えます」のアナウンス、通路側に座っている見知らぬ女性にも、左下に見えますよと伝えて見てもらって、みんなで大喜び。女性は「やっぱり富士山ってすごいのね、あの存在感」と話しかけてくれ、本当にそうですねと答えます。

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大分空港からバスに乗って大分駅まで。

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まずはTPママと待ち合わせてお昼ごはん。めんたい食べ放題で、食材も新鮮でおいしくて、九州に帰ってきたんだなーと実感します。お母さんが前に会ったときよりも痩せているので驚きます。「やっぱり色々あったから」とのこと。心労かしら。

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いよいよTPパパとご対面。脳梗塞を薬で流して、麻痺は薄くしか残っていないようだけれど、どんな様子かな?リハビリを受けている途中だったので、声をかけずに様子を見ます。「道路で転んで入れ歯が真っ二つ」とか「〇〇病院で」とかこれまでの病歴やら怪我の話しをずーーーーっとエンドレスで話し続けています。口は達者な様子。それにしても、理学療法士さんも大変だな、お義父さんの話しを優しく聞き続けてくれている。氣の毒だな。

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最初のリハビリが終わって、起き上がった瞬間、私を見て、死んだひとを見るような目、「お義父さん、私は誰でしょう」誰やったかな?ぼーっとしているお義父さんにお義母さんが助け舟「・・・門ちゃん」門ちゃんかー、誰かと思った、みんなで大笑い。次のリハビリは杖を持って病院の周りを一周する歩くリハビリ。杖で私のお腹を突こうとする仕草で「ところで門ちゃん、嫌味じゃないんぞ、妊娠3ヶ月やないか」と言うので「肥りました?」と答えます。「ようやく孫ができたかと思った」面白くもないし笑えません。こんなことなら離婚しようかな、とか復讐のような氣持ちが出てきます。TPのせいじゃないのに。TP家にとって私は跡継ぎを産めないダメな嫁。TPのせいかも知れないのに。いろんな思い。ロビーに移動して、みんなでお喋りです。お義父さんの話しは長い、そしてしつこい、病氣の話しばっかり、エンドレス、2時間も。最初は、元氣な顔を見られただけですごく嬉しかったのに、だんだんと嬉しくなくなってきます。途中から話しを聞くのも疲れて、ぼーっとします。もう何度も聞いたこれまでの病歴の話しだし。悪い嫁。飛行機の時間もあるので、お別れのとき。お義父さんは顔をクシャッとさせて、泣き顔になりました。「病氣の後遺症よ、こうなるんよ」感情があふれて止められないそう。バスに乗って駅に戻って、ドトールでお義母さんと3人で話します。お義父さんは運転免許を更新したいと言うけれど、こないだの池袋の事故とかを考えたら、全力で止めるべきなんじゃなかろうか、病院の先生に止めてもらった方がいいんじゃないだろうか、とか。お義母さんの携帯に一日何度も電話がかかるそう、お義父さんも寂しいんだろうな、とか。お義母さんも大変でしょう、とか。TPは優しい。誰のことも責めないし、お義父さんが回復して良かったと心から思っている。私は優しくない。お義母さんのことばかり心配している。

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TPママと大分駅で手を振って別れて。

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空港でかぼすビールなど飲んで。TPと、ずーっとお喋りします。f:id:monna8888:20190421192445j:plain

搭乗までの時間はあっと言う間に過ぎます。機内に乗り込んだ瞬間、爆睡します。爆睡したまま成田に着いて、成田からバスに乗って、東京駅から電車に乗って。どこにも寄らずに家に帰ったのは夜の11時30分。とにかく顔を見られて良かった、この目で状況がわかって、無事に帰って来られて良かった、おつかれさまとお互いを労います。お義父さんには腹が立つことも多いけれど、やっぱり顔を見られて本当に良かった、TP、連れて帰ってくれてありがとう、心からお礼を言います。明日からまた仕事です。

 

 

ソワソワ山猿

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見た目のよくないおうどん、たぬきとわかめ。でもおいしい。このところ、うどんを朝ごはんに食べることが多くなっています。ファストフードです。

人生の結論 (朝日新書)

人生の結論 (朝日新書)

 

 Kindle君にダウンロードしていた本を読みます。結論づけてくれているから面白い、異論ナシと思いながら読みます。

 

明日は大分、火曜日からは神奈川へ行くのでソワソワ。ソワソワしている山猿です。

モヤモヤ一覧表

今日は、仕事で滞りのあるモヤモヤしたところを全部書きだしてみました。その書き出したモヤモヤ一覧表を、ミーティングで同じチームの女性たちに見てもらったところ、思わぬ解決法が次々と飛び出してうれしくなります。その後にセットしていた上司とのミーティングで(モヤモヤが溜まっていたので急にお願いして外のスタバで話しを聞いてと頼んでおいた)モヤモヤ解決しそうですよ、やっと女性だけのチームで仕事するコツが少しだけわかりましたよっ!と興奮して報告します。彼女たちを信じて、何でもこのチームに投げてみてくださいよっ!。何じゃそりゃ。興奮したまま家に帰って、そのまま興奮して眠れないでいると、あ、ちょっと話し盛っちゃったかなと急に恥ずかしくなります。こんなのばっか。私は、羞恥心をブラックホールに捨ててしまいたい。

エイトノット結び

私の大好きな平日のお休み。平日のお休みが人生の中で一番好き。大好き、平日のお休み。自転車に乗って伊勢丹などを冷やかして何も買わずに帰ります。暇なひと。ポケットの中を探るとき、自転車の鍵が掴みづらかったので紐をつけました。結び方はキャンプ用品屋で店員さんに教わった自慢のエイトノット結びです。この結び方ならどんな紐だってスルッと結び目がほどけたりすることはありません。一生の宝です、エイトノット結びの技は。

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奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

 

 文庫ではなく単行本をRCが貸してくれたので読みます。「前に貸したことがあるかも知れんけど、お義父さんのこともあったし」脳卒中で入院中のTPパパを思って貸してくれたのです。でも読んだことあるけどRCに借りたんだったっけな?と思って自分のブログを検索してみると、本当にRCから借りて読んでいたので驚きます。便利!この世は、右脳の世界を開放すれがどれだけ素晴らしいかを教えてくれるいい本です。仕事から帰ったTPが、やっぱり大分にお見舞いに帰ろうと航空券を手配していました。日帰りらしい。弾丸お見舞いフライトらしい。直接この目で、TPパパの姿を見るのです。ドキドキ、わくわく。ドキワク。