いつも自転車通勤で見ていた、お堀端の公園。やっぱり、見るだけではわからない、体験しないと感じないことがありました。ベンチに座ると、ふっと空氣が変わり、じわーっと身体に体温が戻ります。いつも朝からベンチに腰掛け、お堀をじっと見つめているサラリーマンの人々、私もその氣持ちがよくわかりました。今日の日よ、さよなら。
自転車通勤をやってみたい？まず、短い距離から始めること。途中で電車に乗っても。次に恥ずかしさを少しずつ捨てること。安い自転車に乗る恥ずかしさ、汗だくの恥ずかしさ、パンチラ、風でオールバックになる、日焼けでシミが増える、信号待ちの荒い呼吸、坂道の立ちこぎ、膝がガクガク、帽子はすっ飛び、職場に着いても汗は止まりません。それでもなお、満員電車で無言の行をするよりも、生命力が湧き上がります。そして、かえって雨の日の電車も嫌じゃなくなります。
日本橋から、虹が！この目で見たときはハッキリあったのに、カメラを構えるうちにドンドン薄くなりました。お客さんで忙しそうな虹仲間のＳさんもカメラを手に走っていましたが、写せたでしょうか？あっというまに、煙になって消えました。
