長い長い日

風邪薬を飲んで、長く長く眠りました。寝る前に「いしいしんじごはん日記」を読みながら・・・


ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー

ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー

その日記の中のおすすめ本、ティモレオンが図書館から届き、読み耽ります。これは、日常から半音ずれたところ、シャープの世界に連れていってくれました。死ぬまでに3回は読み直したい本。ティモレオンの視点と、出会う人々の視点が交差して、甘いところと辛いところを行き来します。作者はこの作品を最後に断筆宣言したそうですが、やっぱり再び書き始めたと知り、ほっとしました。野良犬好きの人だけが知る、野良犬に対する思いが貫かれています。


謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA

謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA

向井千秋さんの夫、あのヘアスタイルさながら、好奇心の塊をお裾分けしてもらいました。ある疑問が出発点になり、海外へメールしたところ、お返事が来たことから出来上がった本。海外へメールをしたくなります。


RちゃんがTちゃんと映ったという「日曜美術館」の再放送を、電氣を消して、ビデオの録画ボタンを押して、じっくりと観ます。横尾忠則特集。先週、途中から観たものです。17〜8年前?電車に乗って小倉まで横尾忠則展を観に行きました。小さな会場の、どの絵からも私を自由にしてくれる、大切な宝物をしっかりともらったのです。出口でサイン会があり、本を目の前で広げる間、横尾氏はちらりとも私たちを見ませんでした。繊細な人だなぁと知りました。今日のテレビでRちゃんたちは、横尾氏の公開制作会場で最前列にいました。「あー!おるおる!」と暗闇の中で手を振りました。