誰にでも

monna88882010-02-14

上野毛へ、初めて行きました。行ってみると世田谷区。Rちゃんの先輩が美大で卒業制作展をするのです。空色のバッグをくれた、あみやすこさん、Rちゃんと空色バッグを下げて、プラプラ出かけました。神社へ寄って、通りで見た空色の屋根。  



         
  アミさんの展示。  キスチョコカッコいい!!  生成りの布に、液体絵の具を垂らす


プロフェッショナルなバランス、整然とした中のゆるみ、氣安さの中の勢い。多摩美術大学というところは、こじんまりとして良い大学?学生になってみたい、大人が学ぶってこういう心境かな?あいうえお、に並べられた誰でももらえるキスチョコと、誰でも参加できる雑巾への色落とし。誰でもできる、空色バッグも誰でももらえる、空は誰にでも広がってくれている、Rちゃんにも感謝しながら、電車を3回乗り継いで帰ります。副都心線のお陰で、ぞっとするほど便利になりました。


家に戻ると父からのハガキ「特別、孫が可愛いとは思わないようにしています、子供は皆可愛いと思います」その徹底した平等主義、私の中にも脈々と流れているよ、と思いました。大分の義父からも電話「門ちゃん、俺なんで電話したんやろか?あー、酔っぱらっちょるからな」また電話して下さい!と伝えました。


人って、不思議。表現って、不思議。いつでも見返りを求めず、ただ与えられる人だけが、神様から頬をなでられますが、ガツガツといじけている時にも、空はあの空色満開で包み込んでくれているんですね。誰にでも自由があって、一緒に暮らす人や、家族、友人たちの自由を尊重しているならば、自分が悩む必要も、自分を責めることも無い、幸せは感じた者勝ちなのかも?


モンド、のジプシー少年の氣持ちで過ごした日。こんな目で世界を見つめていたい、いつまでも、たくさん。おじさん、僕に郵便来てる?と毎日待つ男の子のように。