燃える自伝

黒澤明に、大島渚がインタビューするという豪華さ、ＣＳで流れていました。最後に、映画を撮りたい若い人へという質問に対して、明はじーっっと考えた末に「よく聞かれるんだけども、まずはホンを書くこと。書くことはわら半紙と鉛筆さえあれば出来るんだから。それしか無いんだけど、そうやって言っても、書かないんだよな。脚本なんて、つまらない作業。じーっと座って辛抱して書く。その辛抱ができないらしい。成瀬さんだって、遊びに行ったら話しをしながらチョコチョコっと書いてるんだよね。見たら、どこかの場所、何かをしている、って書いてあった（笑）それはあの人しか書けないけれど、あの人には見えてるんだよ。それから書き始めたら、投げちゃわないこと。とにかく、最後まで書かないと、投げちゃう癖がつくって先輩から教わった」とのこと。

ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝 中国に一番憎まれている女性

ラビア・カーディルとは。ものすごい自伝。とにかく自分でお金を稼いで、ウィグル民族を救いたいという壮大すぎるビジョンを持った人。そのためにグチャグチャに試練を押しつけられた人。寄り添って命がけで応援したくなるような文章でした。脳みそが燃えるかと思った！