何もせずにゴロゴロと、うまい棒を食べたり、お茶を飲んだりしながら過ごす日曜日。下関の父方のおばあちゃんから電話がありました・・・十数年前から続く「遺言」という名の長電話?ひとりでズルズルーッと喋り続ける、30分。「この年になってようやく分かった、私は世間知らずやったわぁ」「身体が辛いのは、お釈迦様が最後に与えてくれたもの、この辛さを乗り越えんと目が開かんのよね」と仏様のお話しの後で、「ひ孫もおるけど、私の本当の跡取りはあんたかもね」「私とあんたは似ちょるって思いよったけど、よく考えたらあんたの方が人生の実力者じゃぁねぇ」などと誉めてくれた!あら、そう?ありがとう、と言いました。子供の頃はたっぷり意地悪されたのに、だんだんと会話を重ねて、親友になったおばあちゃん。でもおばあちゃんは今でも子供嫌い。弟の子供の名前すら覚えようとしない、抱こうともしない!可愛いひ孫なのに。非情さは昔から変わりません。
- 作者: セバスチャン・フィツェック,赤根洋子
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2009/07/06
- メディア: 単行本
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