アルゼンチン

レイトショーへ行く約束をＴＰとしていました。朝から頭痛と吐き氣で午後からの出社にさせてもらって、食欲もないので晩ご飯は、サラダおろしそば。すでにチケットを買って、仕事帰りに予約したＴＰに、一度は行かないと言ってみるものの、せっせと薬や水を出してくれたり、色々とおべっかを言ってもらって連れ出してもらった映画「瞳の奥の秘密」で、うっとり〜、すっかり元氣になりました。

El Secreto De Sus Ojos

アルゼンチンの映画、す・ば・ら・し・い映画・・・！退職後に、過去の印象的な事件を再考する男の、そして女の物語。目と目で感情がわかる、真逆の台詞で真意が伝わる、バッサリと省略している部分もあり、映画館でしか味わえない感情の震えが、ずーっとありました。氣品とセンスと、ユーモアと人生観と。行間をこれほど伝えられる映画って、どういうことだろう？大人でいる喜びがた〜っっぷり漂っていました。