小包デー

monna88882010-12-25

夕方、図書館やDVDの返却、買い出しなど、近所の探索を済ませて帰ると、ポストにQちゃんからの封筒が!中から現れたのはマリア様と石がふたつ、小さなレースモチーフ、そして文庫本。大きさを表現したくて、爪楊枝を杖に写真を撮ってみました。その乳白色のお姿を見たとき、嬉しくて時間がサッと止まりました。何より、添えてくれた手紙、その言葉の並びの幸せ。


人にものを贈るって、前の日から準備したり、街を歩きながらその人のことを思い出したり、郵便なら何かで包んだり、郵便局へ行ったり、手紙を添える時は伝えたいことを考えたり、本当は大変なことなんです。母がいつも「人に何か贈る時は大変。何をあげたら喜ぶかなーって考えて、一日中探すこともあるやない?だから何かもらったら、その人がどんな思いで贈ってくれたか考えるだけでも、全部が嬉しい」その一瞬の時間ごと贈り物です。
        
 石のひとつはペンダントヘッド、うっとり。 N嬢へ贈るサンキャッチャー


バイバイ、ブラックバード

バイバイ、ブラックバード

バイバイ、ブラックバード伊坂幸太郎の読み方を手中に収めてからは、すっかりシッポを巻いてワンと言うほどファンになっています。この小説は、小説の面白さがギューッと詰まって涙ぐみそうになる。読み始めから読み終わりまで、全部が好きな大切な本でした。


今日は朝から、今月末で退職する隣席のN嬢へのプレゼント、サンキャッチャーが届き、続いて母、伯母、ばあちゃんから、次々に小包が届いた小包デーでした。物が嬉しいのではなく、数年前に誰かが言ってくれたことを思い出す、歩きながら誰かの幸せを祈る、そういうことは贈り物以上の価値があると思っています。だからなるべく、たくさんの人たちを思い返して暮らしたい。そして私の数少ないお友達で、誰かのことを思っている人が何人もいること、心の底から嬉しくて、泣けちゃう。


ハコミセラピー―タオイズムと心理療法

ハコミセラピー―タオイズムと心理療法

Fちゃんが貸してくれました。昨日の夜中、ページをめくろうとすると手がビリビリする!ときどき、本が私に大切なことを語りかけてくれようとするときに、そうなります。N嬢へプレゼントするサンキャッチャーはsorahagさんという人のてづくり、これもFちゃんが教えてくれたもの。Fちゃん、手が読む本を貸してくれて、ありがとうと月曜日に言う楽しみができました。