この世に生を受けてはや数十年。ようやく日本の無宗教クリスマスといういまいましいイベントを受け入れられるようになりました。ひとつ大人になったかな。どこかの国の、木を切り出した彫り物を2つ飾ります。下関の父方の祖母は、40代でお花の先生になってから我流のセンスを押し通しています。玄関にはいつも季節の小さな民芸品を飾って。我が家に足りないもの、ちょっとした季節の飾りを置く場所をどこにしようか、いつも氣持ちの底にあるものの、ここだ!という場所をまだ見つけていません。薄い杉の板でも買ってきて、腰高の食器棚にスペースを作るかな?
- 作者: 石川直樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: 文庫
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ブーツを履いて歩いてみると常にアトムのピコピコ足音が耳の奥で鳴り続けます。私の脳が自分をアトムだと勘違いしているようです。
何とまぁ、あと1週間で職場が移転します。あと1週間だと思うと、いつもの通勤電車も感慨深くなりました!朝に乗る地下鉄もジーン、乗換駅にもジーン、日本橋のどこを見てもジーンとします。私は一体この数年間、どこを見て何をしてたんだろ?とすら思いました。見えない帽子が頭に被さっていたかのようです。