日本の食べ放題に近い、デパートの中の安いタイスキは箸でつまんだ肉がみるみる溶けて無くなっていきました。タイのデパートはすごい、広々とした空間、デザインの洗練、売っているものの品質、驚くばかりです。この中では物価は日本とほぼ同じ。旅行用のくるくるドライヤーを買いました。まさか髪を乾かすのがこんなに重要だったとは！髪の毛で一日のテンションが変わります。昨日宿泊した宿は、シャワーがトイレの真上。狭い部屋でベッドの角にしこたまスネをぶつけました。それでもアンティーク風の部屋と穏やかな受付の人、また泊まりたい便利な宿、エーワン・イン。
スカイトレインでナーナー駅へ 昼の顔 街の端っこまで行ってみた
スカイトレインは、改札のタイミングが難しく、ガッツリ挟まれてＯＨ！と叫んだ後、足をひきずる西洋人がいました。今日の宿はスクムウィット通りのスク・イレブン・ホステル。ひと目みた時にこりゃダメだと落ち込みました。暗くて、宿の人も愛想が無くて、巨大な収容人数。全室禁煙だし。喫茶店で極甘のアイスカプチーノを飲みながら、ＴＰに自腹で別の宿へ移りたいと言い出します。驚くＴＰ。外で煙草を吸いながら街を歩く人を見つめます。アメリカ退役軍人の街か。皆、タイの女の子を連れて。ってことは、あのキレイそうなホテルも連れ込み宿か、それなら旅行者だけのゲストハウスの方がかえって良いかも知れない。ふと氣持ちが逆転。店内に戻って、私あそこでいいわ。そう宣言しました。
食堂でザリガニ？のグリーンカレー スクムウィット通りを歩いて 夜の顔
夕方、街歩きをしたいＴＰと別行動で、スカイトレインの終点近くまで一人で冒険へ行きました。街の端っこは見つからない、どこまでもまだ街が続いています。旅行すなわち、ＴＰと２４時間一緒に時間を過ごし続ける時間なのか、ＴＰも私も長男長女で我がままだけれど、ぶつかりながらそれぞれに好き勝手に過ごすことができるのは、悪くないわと思いました。スクムウィット通りでは、ようやく連れ出したホステスの女の子からこっぴどくフラれる男性を３組見ました。札を投げ出して逃げるように帰る女の子たち。色々な思惑があってもなかなか上手くは行かないようです。デパートで、トリンプのブラ２枚購入。１枚２４００円ほど。清水の舞台から飛び降りるような氣持ちで買いました。ほっ、胸の中でカチリとパズルのピースがはまった音がします。宿に戻ってあらためて探検してみると、造りが凝っていてメチャクチャ面白いじゃないの？従業員の人とも微笑みを交わすことができました。
