保安官、嫌い

monna88882012-03-31

朝、カーネーションの最終回でふーんなどと思っているとものすごい突風が吹き荒れて来ました。外に出て、近所を散歩してみる。人生でほぼ一番という風、新しいビルの周辺を歩きます。そのうちに、みるみる天氣が変わって雨、お向かいの庭の木蓮は開ききってベロベロですが何とか持ちこたえてくれていました。


ミスター・グッドバーを探して [VHS]

ミスター・グッドバーを探して [VHS]

ミスターグッドバーを探して。TPが借りて来てくれました。ダイアンキートンが親しげなようで掴みどころの無いキャラクター、フラフラと自立しながら自由を探しながらバー通いをする女性の人生を切り取った映画。観終わってしばらくして「昼顔」だな!と思い当たりました。


ヒューゴの不思議な発明 公式ガイドブック

ヒューゴの不思議な発明 公式ガイドブック

ヒューゴ君がどんな不思議な発明をするのかと期待して観に行きましたが、3D・・・山猿には3Dは耐え難い苦難だとようやくわかりました。腹式呼吸をしてストーリーを待ち構えるかのように受け入れ態勢を整えてみても、あのメガネをかけると視野は20センチほどになり、見たい部分にはピントが合わない。想像する余地を奪われた牢獄。黒目を真ん中に寄せたり、ひんむいたり、薄目にしたり視点をぼやかしたり、物語に入ってみたり。そしてメガネの下は熱々で嫌な油が出てくるし。悲しくて悲しくて、同時に震えるほどの圧迫感。あたしはもう、十年は3Dを観に行ってはいけない。でも、こんなこともある。全部を手に入れられるわけではないのだから。ドンマイ。


最初からすっかりヒューゴ君になりきって観ていたので、なぜ大切なものを返してくれんとかいな、何で時計管理のお給料がもらえんとかいな、そんなことばかりが頭の中を駆け巡って、家に帰って突っ伏してみたりしました。それに保安官なんて大ッ嫌い!!!