羽田空港へ母を迎えに行くと、待ち時間に到着口から別の便でスターにしきのさんや、ハカセタロウさんが出て来ました。母はミーハーなので、もう少しタイミングが違えば喜んだのにと悔しくなります。リムジンバスでお台場までひとり片道500円、早速ダイバーシティへ行くものの、福岡にもある店と一緒とのこと。すぐさまフジテレビの見学へ行きます。母いわく「・・・あたし肥ったやろ?人生で最高体重」とのことですが、違いが全くわかりません。
お台場では、福岡のテレビに出ているオカモトセンセイとか言う方を見かけて、母はすぐに話しかけていました。「あ、オカモト先生やん!あんまり好きじゃないけど声かけよ」とのこと。それでも、そのオカモト先生とか言う方と楽しそうに会話が成り立っていました。す、すごいパワー。スマスマやら笑っていいともやらの展示の前で写真を撮りました。「お台場、前に来たときの方が楽しかった。今日来てみたらアレね、盛り上がってないね。あたしも年やろか?」誰でも、2回目は飽きるものやない?と答えておきました。
麻布のビジネスホテルへ到着すると、これから横浜行こうか?と言うので、往復でも結構かかるよと伝えます。ホテルのユニットバスを見るなり、この近くに銭湯ない?と言うので地図を見ると、奇跡的に天然温泉の銭湯がありました。とっぷりと浸かります。母はもう一度入りに来たいと言いますが、麻布は今後のコースに入っていません。麻布十番の商店街を散歩して、東京タワーを窓から眺めて、テレビを見ながらうつらうつらしている母の姿は、これぞ自由人の象徴だと圧倒される思いがしました。お母さん、遠いところをひとりで飛行機に乗って、遊びに来てくれてありがとう、胸がギューッとなります。