突如、父から電話で呼び出しがありました。以前からくれると言っていたテレビやテーブルや椅子などを会社の若い人に運んでもらうことにしたとのこと。引っ越しは日曜日の予定だったのに。すぐに何でもコロコロと変わるのは、家の方針？もうどうしようもありません。それでもレンタカーを借りずに済んだ、有り難いことです。トラックに乗って、道案内をして、このアパートに大きなテレビがやって来ました。幅は窓一枚分より大きい・・・父たちが帰ってから、しばらく大きさに圧倒されてボンヤリしました。
これまではブラウン管の小さいテレビ、広げた単行本ほどの大きさの画面。大きいテレビを欲しいと思ったことはあまり無かったので、自分の家じゃないみたい。夜、ＴＰが父にお礼の電話をかけていました。すること無いけんラジオ聞いとるとのこと。ＴＰは思わず「あ、すみません」と頭を下げています。東京を引き揚げるまで、テレビ無しの部屋で父はどうやって過ごすんだろう、そう思うと不思議な感覚になります。
