ボサの脱走

monna88882012-05-26

父の引っ越しの手伝いに行ったつもりが、ついつい昼から酒盛りになります。父はまた「お前たちには可哀想なことした」などと非情な暴れん坊時代のことを詫びてくれていました。「でも家族ってのは一人だけが悪いとか無いし、みんなで作るものやけん、あたしたちは家族初心者ってことで」と言うと心底ホッとしたような顔。とにかく、母や子供たちのやることなすこと全てが氣に触るのか機嫌が良いということが無い父でしたが、今は道端のお地蔵さんのような朗らかさ。父だって父としては初心者だったので、娘としては数十年単位の失敗は許してあげよう、その代わり今は贔屓されているようで、こそばゆい。とにかく明日が最後の日、父の上京物語もようやく終焉です。ふぅー。


朝、駅に向かう道であら?もしや?近所の、お氣に入りのボサワンコがひとりで道路に座っていました。なでたいだけなでさせてもらう。首輪が外れています。なでなでの後、ひとりで近所をてくてく歩いていました。さては脱走だな?夕方に見ると、またちゃんと首輪をつけられて腹を出してゴロゴロしていました。