はらぺこおなべ

上の階に誰もいないって、いいなぁ！ドアを開けっ放しにして、せっせと廊下の目隠しになっているトタン板を拭き掃除したり、玄関ドアを磨いたりしました。奥までスキップしたっていいんだ。幸せだなあ。

新潮 2012年 05月号 [雑誌]

図書館で予約していたものが届きました。新潮５月号。豆スープを何としても完成したくなります。今日はジオ鍋でブリを煮付けにしました。本当に不思議なこと、ジオ鍋では２０センチよりも１６センチの方が火の回りが早く、料理も美味しくなる。今日は２０センチだったので水っぽい仕上がりになりました。もしも生まれ変わって、イチから鍋を揃える人になるとしたら、ジオの片手鍋１８センチ１つ、両手鍋２０センチ１つ、それからリバーライトのマイティパン２４センチ。この３つでたいていのものは作れるな。ルクルーゼも圧力鍋も、ロシアの煮込み料理が好きな人なら良いけれど、少しずつ普通のおかずを適当に作るタイプの人には、扱いが面倒だし、ジオで充分だ。これで決まりだね、と勝手に結論を出して満足しました。

我が家の台所には、ジオ鍋２つ、リバーライトのフライパン２つと卵焼き器１つ、バウルーのホットサンド器１つ、ルクルーゼの煮込み鍋１つ。そしてタジン鍋ひとつ・・・母がくれたけれどあまり使っていない、もうこうなったら毎日嫌と言うほど使ってみてタジンの人になろうかなどとどうでも良いことを考えてみます。鍋、鍋、鍋。鍋たちのことを考えているということは、きっとあたしには今、悩みが無いんだな！今日は金曜日です。

はらぺこおなべ (日本の創作幼年童話 18)

私が産まれて初めて自分で選んで買ってもらった字がたくさんある本は「はらぺこおなべ」だったっけなー。主人公は鍋です。鍋で料理されるものを食べても食べても、おなかいっぱいにならない鍋はおなかいっぱいになりたくて旅に出ます。読み終わるのが恐ろしかったものです。