ババアデビュー

もともとはバッタリ会ったＲちゃんのお友達、Ｙちゃんの勤める美容院でカットするというＨちゃんがお出かけついでに会おうよと連絡をくれました。お仕事終わりに新宿で待ち合わせ、３人で宮崎の地鶏を食べに行きます。あ、何だか忘年会っぽい、よしこれを今年の忘年会にしちゃお。帰り道、Ｈちゃんがどうしてもバッティングセンター行きたいと言うので歌舞伎町でそれぞれ２回ずつスイング。最後までしっかりボールを見ること、上から叩き付けること、それがポイントです。

三人の妻への手紙 [DVD] FRT-047

三人の妻への手紙。途中で立ち上がるほどの面白さ、台詞もカットもセットも、ビシビシと碁を打つように白黒が格好良い。名作をひととおり観た氣でいたなんて恥じ入りたくなるような洗練された映画でした。５００円ＤＶＤらしいので見つけたら買ってみたいと思います。

Ｈちゃんは可愛い髪型でいつものように、あたしは本当に恵まれてる、旦那さんも優しいし彼の実家でものんびりさせてもらってるとうっとり語り、Ｙちゃんは年下ならではの氣配りと美人度満載の微笑み。これまで数年に一度しか行かなかった美容院ですが、次にＨちゃんが行くときにはあたしも連れて行って！Ｙちゃんに切ってもらいたい、そう決めました。

昼休み。福岡の母から何度も頼まれているＳＭＡＰショップへ。ＡＭ１１時なのにすでに夜１９時入場の整理券を渡されます。その後で、偶然Ｓ君とバッタリ、弟ですと紹介された人はとても感じの良い青年でした。えっ弟がいたなんて？後から全然雰囲氣違うね、と言ってみると「どっちがいい男でしたか」と聞くので軽く「はぁ？そんなの答えたくないよ！」とキレてみました。いい男ありきって！

備忘録。生まれて初めて「ババア」と言われました。自転車で走っていたところ、左側から急に発進した車の中から。次の交差点で引っ掛かっていたおっさんに向かって、正面から「ジジー！」と交差点で叫んでやった。ハッとしてヤベエ顔、そして目をそらされます。窓を閉めていたので聞こえないと思っていたよう、あんた車に社名がバッチリ書いてあるよ、ことがことなら大変だよ、そう愛情を込めて。ついにババアデビューをした感慨深い一日、英語のＹ先生はアメリカで突然悪態をつかれたエピソードでなぐさめてくれます。穏やかな中にも毒っけがある、心のどこかで信頼しているＹ先生です。