強烈なたのしみ

monna88882014-05-15

次はどの野菜を弱火調理しようと考えると、お勤めに関するあらゆるストレスがやわらかく煮込まれて行きます。人間だもの。今日はピーマンです。弱火と言えど、火には変わりないのだからちゃんとした時間にちゃんと火が通って、普通に炒めたり煮る時間とほとんど差はないことが発見。昨日は弱火調理したジャガイモたまねぎに、ゆで汁ごと保存しておいた豚肉を加えてつくった肉じゃが(これでもかってくらいつゆだくに、うふふ)が絶品!


あともう少しで江國香織小説の下巻を読み終わります。人物の名前が特徴的なのに、誰が誰だかわからないのが苦しいのかも知れない。とは言え、くるしいは本当に苦しいときの100分の1くらいのくるしさ、甘美さを舌で転がしながら読んでいます。


ニンジンも小松菜も、弱火調理するとほとんど水分が出ずに、また今日もおいしい。帰ってから思わずつまみ食いしたほどです。おすもうをラジオで聞きながら弱火調理する時間のたのしいこと、こんな些細なことで毎日がたのしくなるだなんて、人生をあなどってはいけない、そう思いました。