出会いの途中

monna88882014-05-21

浅草のpippoへ。福岡から「氣分転換」に上京したというMさんが待ち合わせ場所にギャラリーを指定してくれました。まさかの展示なしだったのに、その空間でひとり、お茶など出してもらって座っているMさんを見かけた瞬間、プッと楽しくなります。それこそがアート。やがてRCも黄色い長靴で到着、大雨で頭が痛い様子、それもアート。大雨の中を傘をさして3人で歩きます。


この3人が最初に出会ったのは、もう20年も前です。学生の頃に参加した映画のワークショップで出会った人が、結局は今の友人、TPにいたっては夫になったのだから、不思議でなりません。ということは、何かに参加すればそれがどう広がってつながって行くのかは神のみぞ知る世界なのかも知れない、そこがたとえムショであろうと会社であろうと、病院であろうと、道端であろうと。


ランチとお茶、RCが教えてくれたギャラリーに移動して、内藤礼さんのセンスに触れます。掃除機で吸い込まれるような時間。目が見えることに感謝しましたが、目が見えなくてもその空間は何か波動が違うかも知れないと脳が揺れたのを感じました。銀座の資生堂ギャラリーは、夏休みまでに3回スタンプを押してもらえたら4人のデザイナーがデザインした特製マグネットをプレゼントしてもらえるそうです。待ち合わせのついでに田原町で研いでもらった包丁を抱えて帰る電車、あたしはつくづく幸せ者だなと思いました。出会い!しかもまだ途中。