その瞬間が

monna88882014-06-27

昨日は天使に生まれ変わったのかと思うほど爽やかな心持ちでしたが☆今日はまた何とケンアクな感じに☆本当にあたしは怒りんぼ!自分でも嫌になっちゃいますが、それが今日の本当の氣持ちでした、おつとめ。大雨の後で、RCとの待ち合わせがあって良かった、結果として救われました。今日も宮良さんたちの展示へ、他の作家の方たちの作品もじっくりと見ることができて、触りまくって、目では何とも思わなかったのに手が離さなかったさじを買いました。天然塩と、塩の壷と、そのすくう感覚と、塩を乗せた重さ、軽さとが100点の塩景色になったので、今日も結局はいい一日になりました。ちょっと嬉しかったのは、RCと宮良さんとお喋りしていたのを「お友だちですか?」と言われたこと。その瞬間、何だか本当にお友達だった記憶を探してしまうほど。


思い出のマーニー (新潮文庫)

思い出のマーニー (新潮文庫)

思い出のマーニー。この本を知ったのはたまたまだったのです。新潮文庫100冊のリストを眺めていて読んだことが無い本に◯をつけていて、何だこのタイトル?と思っていると、ジブリアニメになっているから100冊入りしたのかどうか、本屋さんで手が買っていました。すると、100%好きな女の子が主人公。自分は外側にいると感じている少女に自分を重ねて(あたしは一体何歳?)読み耽りました。知らなかったな、こんな物語が存在していたこと。それなのにずっと前から身体の中にあったかのような本だな、そう思いました。


RCといろいろお喋りしました。私が生きる喜びベスト1だと思うことは、震えるほどショックなことや何年経っても今朝味わったかのような恐怖の感覚を聞いたり話したりしているうちに、あははっと笑ってしまうことです。人それぞれ悲しいとか苦しいとか辛いとかの苦み成分を感じる受容体は異なるはずなのに、心を許し合える人とお喋りしていると、小さい苦みから大きい苦みまでなぜか、笑い話になる瞬間がある、これまでの人生でも何度も何度も体験してきたことなのに、すぐに忘れてしまうのが不思議でたまりません。