銀色のお休み

monna88882015-09-23

お昼から、吉祥寺へ出かけました。電車では先頭車両の特等席をゲット。何年振りだろう?TPなど、10年振りかもと言うので目を丸くして驚きます。あぁ、吉祥寺駅から3駅手前に住んでいた頃。井の頭公園でランチを食べるような生活がしたいとスパゲティ屋さんに面接へ行ったものの、働いている人たちのあまりのキラキラぶりに恐れをなして、面接を断ってふらふらと、アルバイト募集の張り紙を頼りに公園とは反対側の紳士服屋さんに飛び込んだっけ。そこで一緒に働いた人たちは誰もが本当に素敵だった。売上不振でアルバイトの人数を減らすか、労働時間を減らすかしかないと店長に謝られたときも、みんなで労働時間を減らす方を選んだっけ。一日4時間では食べて行けないので、もうひとつバイトをかけもちしたっけ。

ホープ軒でラーメンを食べて、ウロウロと歩いてはTPと思い出と言うにはまだ浅い思い出をベラベラとお喋りし合って、喉がカラカラになったのでくぐつ草でコーヒー。一杯670円、こんなに高かったっけ。

胸の小箱

胸の小箱

胸の小箱。昨日聴いたラジオのゲストが浜田真理子でした。この本が紹介されて、とても良さそうだったので本屋で買ったもの。エッセイの濃さ、アルバム制作の過程の瞬間、瞬間が、自分の涙のように染み入ってきて、いい時間。

But Beautiful

But Beautiful

But Beautiful。浜田真理子CD、まだ持っていなかったものを買いました。エンドレスで流すのが楽しみ!

井の頭公園のお池は、大人氣の白鳥ボートでギュウギュウです。ブリーダーから買ったような犬たちが、洗い立ての毛を風になびかせて闊歩しています。レジャーシートを敷いて宴会しているグループもたくさん。ゆったりと本を読んでいる人や、つきあい立てらしいカップルが餅のようにくっついている姿や、肝っ玉母さんたち。若いパパたちは明日から仕事だろうに飛んだり跳ねたり、ウォーキング中のお年寄りたち、誰も彼も元氣率高し、笑顔率高し。

CDショップ帰りのエレベーターで、20代の女の子が「あーあ、明日から会社か〜」と世紀末のような声で吐き出すので、本当よね、でもあと2日、がんばろう、そう心で語りかけました。さよなら。ギラギラ輝いていた銀色のお休みたち。さよなら、たっぷりのひとり休日。家に帰るとTPは椅子に座ったまま眠ってしまいました。