ある休日

monna88882015-09-27

何だかな。小学生の頃から千単位の日曜日を過ごしてきたはずなのに、未だに日曜日の午後は切ないのが不思議でなりません。もう切ない氣持ちなんていらない、飽き飽き。夕方から、TPとうつろな目で散歩に出かけました。大通り沿いの神社などに入ってみます。おみくじなんか引いてみます。「春風に 池の氷もとけはてゝ のどけき 花のかげぞ うつれる」・・・人生でこの句が出るのは何度目だ!

すぐ近くの熱帯魚屋さんなどに寄ってみます。私はみどりふぐが好きなのに、いなかった。でもパンダ金魚ってのが可愛かった。ボーッと色とりどりに小さな魚を眺めていると、TPが「俺の好きな魚がおった」とやたら動きの早い熱帯魚を見せてくれます。へぇー、よく動くね。ある男性が店員を呼び止めて、「すみません、あのタニシを2匹ください」店員さんはいそいそとそちらの水槽へ向かっています。あの人、タニシ2個買って何するんだろう?小エビとか、身体がスケスケで骨丸見えのヤツとか、ニモとかを眺めて、「もういい。帰ろう」そうTPに行って歩いて帰りました。この頃、突発的にラッキーなこととか、突然誉められるとか、思ってもみないところで幸運なことにめぐり逢うとか、そんなことが一切無くなった。ひとりごとのようにそんなことを、熱くTPに語りかけながらスーパーに寄って帰る、そんな日曜日。