別大マラソン

monna88882016-02-07

お昼過ぎ、大分県の「別大マラソン」がテレビで流れていました。あ、TPの実家が映るよ!そう言うと、あんな狭い道、走るわけないとTPはなかなか信じません。コースが変わったとよ、TPの家の前を通るとよ、そう説明しても頑なに信じないのでコースをネットで検索して見せます。ほらね、勝ち誇った顔で。イヒヒ、楽しみ。お父さんとお母さんもマラソン見に出てくるかな?と言いながら観ます。帰省したときに自転車で通った道や、みんなで車で通った道が映って、やがて先頭ランナーがTP家の前の道にやって来ました。テレビの前でカメラを構えて、もうすぐ、そう楽しみに待っていると日本人の先頭ランナーに画面が切り替わったりするので、ジリジリします。それでも、ここ!とランナーが角を曲がるほんの一瞬、TP家が映ったので、あははと笑って喜びます。

TP家は撮れなかったけれど、何度か歩いた道がテレビに映るのは、何だか面白い。

完走した人たちに拍手を送りながらパラリンピックの選考レースまでたっぷりと観た後で、わたしに会うまでの1600キロ。リース・ウィザースプーンの主演映画をDVDで観ます。お化粧を落とした顔で、大きなリュックを背負って、あちこちに傷やアザを作りながら歩く女の人は、観ているだけでただ、素敵だーと思います。回想が小間切れに入り続けるのが吉と出ているのか凶と出ているのか。集中できないところもあるけれど、日が暮れてスーパーへ買い出しに行く道でふと、感動が現れました。歩くっていいな。

夕方、大分のTPママが電話をくれました。マラソンの話しで盛り上がります。TPがあと1週間、リハビリ休暇が伸びたことを伝えたり、TP家がチラッと映ったことや、来年のマラソンでは目立つように赤いマフラーを巻いておいて欲しいなどと話すと、Sちゃんからは「へむちゃん人形」を抱いて立っちょったら?と言われたと言うので大笑い。

スーパーの帰り道、向こうからやってきたTP弟のSちゃんとバッタリ。マラソンで大分の家が映ったことや、昨日観た「ナイトクローラー」がとても面白かった、Sちゃんが好きそうな映画やったよ、などとサッと立ち話しして、じゃーねーと別れます。今日は何だかTP家満載の一日。マラソンを真剣に観過ぎて、私まで42.195キロを走り抜けたような爽快感です。晩ご飯の準備して、お風呂にも入って、後は真田丸観て寝るだけ、しあわせ。