豚のふて寝

社長の心配りもあり、ゴールデンウィーク中の平日は自宅作業になっています。助かった!お休み前はどんなゴールデンウィークにしよう!自宅作業のときはどこか別の街のカフェかなんかでお仕事しよう!そう張り切っていたのに、風邪菌が全身に回っている身では、いつもの部屋であぐらをかいて、朝からひたすらにパソコンへ向かう時間。熱で何度も汗びっしょりになって、何度も着替えながら仕事をしていると、出勤じゃなくて助かった、心から神様に感謝したくなります。そしてせっかくのいいお天氣なのに風邪だなんて、それがなかなか治らないことにものすごく、腹が立ちます。

仕事から帰ったTPが、何時までお仕事すると?そう聞いただけなのに、日が暮れても仕事が終わらずにひたすらパソコンに向かっていたあたしは腹が立って、脱ぎ散らかしたパジャマなどを畳に投げつけたりして、うるさい、うるさい!などとゴリラのように怒っていました。おそらく、この数日、TPにはお弁当を食べさせてばかりだし、風邪はどんどん苦しくなるし、部屋は散らかったままだし、自作自演の八方塞がりだったんでしょう。自分の人生を人のせいにするだけじゃなく、八つ当たりして悲しい顔にさせる人は一番大嫌いです。わざわざ仕事終わりに電話をくれて、お弁当買って帰ろうか?と聞いてくれたTP。ふくれっ面の豚はぶーたれたまま、鮭を焼いて、野菜を添えて、食卓に乗せて、ふくれたまま食べて、ふくれたままベッドに転がって、ふて寝しました。