また鶏丸ごと

朝、駅までTPを送りがてらの散歩、40分ほどの道のりです。いつもの古いアパートに戻って、◯げ恥と一緒に借りたDVDを観ます。


渚のふたり。韓国のドキュメンタリー映画、主役のうちのひとりの男性の表情がスター感、この映像に出てきていないところが観たかったのかも知れない、ポエム過ぎたのかも知れません。


お父さんと伊藤さん [DVD]

お父さんと伊藤さん [DVD]

お父さんと伊藤さん。うちの近所のツタヤでは、新作(逃げ◯)を2本借りると、940円かかります。それが60円足すとあと2本借りられるので何とか選んだものの2本めは、思いがけないほどにこの親子ならではの空氣、色んなことを思い出してわーっとなるほど、どういうわけか心地よさすらあって、不安で、でも信じたいような映画。全部が好きな世界だったので、続けてもう一度、観ました。また借りてきて、また観たい。


晩ごはんは、また鶏(今度は国産、1000円)を丸ごと一羽、塩と生姜で煮てホロホロにして、最後はおじやでしめます。TPがひと口食べるごとに、おいしい、おいしっ、と言うのに聞き耳を立てながら、ニヤニヤします。1000円でこんなに本格的なスープができるなら、思い切って大きくて深い寸胴鍋なんかを用意して、何羽もクツクツと煮て街角で一杯300円くらいで売りたいくらいです。スープを配るというアートは、イ・ジンギョンという韓国の作家がやっていたとだけ、ネットの記事の検索で読んだことがあるけれど、それくらいの思いです。