ちぎった野菜

今週が食べごろだな!と勇んで出勤してみると何と、たわわに実っていた枇杷の実はすべて、手の届く範囲はもがれていて、地面には枇杷の皮、枇杷の種が散乱していました。やられた!来年はもっと早く、熟す前にもがねば。

社内体制の変更で、私の部署にインターンのT君が入ることになったと聞いて「やったー!うれしいです」と思わず言います。これでもっといろんなことができる。

晩ごはんは豚カツ。このところ、生春巻きに夢中なので冷蔵庫にはたっぷりの野菜、大きいタッパーにちぎったレタスやら千切り大根と人参の黒酢まぶしやら砕いたピーナッツやらを常備しています。後はお湯にくぐらせた生春巻きの皮で巻くだけ、の状態の野菜をたっぷり。なので豚カツにはその野菜をこんもりと添えるだけで皿が華やかになるというわけ。学生時代、友人のピンチヒッターで入った小料理屋のアルバイトで、必ず野菜を数種類ちぎって水につけておくという作業がありました。マスターはカウンターの中の小さい厨房で、煮魚でも刺身でも、手早く作ってはちぎった野菜をさっと添えていました。その頃の思い出も一緒に、皿のうえに。