ピンクのシャツ

ベローチェで朝ごはんを食べて、朝8時半からの映画を観に行きます。「万引き家族」。タイトルに偽りあり、みたいな感想でした。ちょっと感動するところもあるけれど、この設定ならもうちょっと行けるんじゃないかとも思ったし、私の好きな女優をあんな変なセリフを吐く悪役で使ってほしくないとも思ったりしました。でもちょっとだけいいシーンがあったな、とも思いました。

夜、父から電話。誕生日プレゼントとして送ったシャツ、薄手やった?と言うと、いやー、ちょうどシャツ買おうかなーと思いよったけん、良かった、色もいいやないと嬉しそう。ピンク色のチェック柄長袖シャツ。子どもの頃、父は若い愛人ができてから急に明るい色の洋服を着るようになりました。それまでよりも確実にオシャレになったし若返った。きっと彼女が選んでくれたんだ。そのことだけでも、私はとても良かったと思っています。カセットテープもたくさん貸してくれたし。若かった彼女も、きっと今頃は初老の年代です。ありがとうございました!