ペヤングペヤング

朝ごはんは、夕べ用意しておいたクロワッサンサンド。晩ごはんの残りの、皮つき山芋の輪切り甘辛煮を、ツナマヨと一緒に挟んでみたところ、シャクシャクして美味しい!でも変なサンドイッチ。この頃、ずいぶん前髪が伸びてきてやっと耳にかけられるかどうかの長さに育ってきました。そして染めないと宣言していた白髪は、あまりにもババ臭いのでずいぶん前からヘアマニキュアで黒に戻しています。イヒヒ、決意は固まらなかった。

それはさておき夕方、仕事終わりのTPから電話。「先に風呂入っとった方がいいよ」どうやら今日は、長い映画のDVDを観るらしい。晩ごはんを準備する暇もなかったので、コンビニでペヤングの超大盛りと普通のペヤングを買います。ペヤングにそれほど思い入れがあるわけでは無いけれど、こういう非常時には氣分を盛り上げてくれるかなと思って。あわててシャワー。

立ち去った女。何と珍しい、フィリピン映画です。上映時間は3時間50分ほどもあるらしい。金獅子賞を取ったらしい。テーブルの上に飲み物を用意して長丁場に備えます。白黒・・・タガログ語かと思ったら英語、そしてタガログ語。ここはどこ?という密林の中にライフルを持った兵士たちに監視されながら穴掘りをする女性たちから映画は始まります。これが・・・ちっとも退屈じゃない、退屈じゃないどころか、ところどころにユーモアもある上、誰が誰やらわからない引き画でもシーンが重なるごとに少しずつ明かされる状況、フィリピンの生活、だんだんと面白くなって最後はロシア映画みたいになって終わりました。観てよかった。長い映画だったので、観終わるとTPはペヤングの超大盛りを勝新なみにかき込んで食べていました。お腹すいてたんだね。

TPが、明日は朝早いけん早く寝ようと言います。あーはいはい、万引きでしょ?コレエダ作品とは氣が合わないんだよなー私は。一度も感動したことがない。でも熱烈ファンが多いだろうから嫌いだなんて誰にも言えない。しょうがない、観るだけ観とくか。あーあ。