TPが昨日から、サウンド・オブ・ミュージックのマイ・フェイバリットシングを歌っているので何かな?と思ったら、小田急ロマンスカーに乗るのにJR東海の「そうだ、京都いこ」を歌っていたらしい。行き先は箱根です。朝の6時、海苔マヨトーストを焼いて食べて、電車に乗り込みます。
車窓からの景色を眺めていたら、あっと言う間に箱根に到着、どうしても食べたい揚げかまぼこを食べます。まずはイカ。柔らかくておいしい。
駅で尋ねたところ、ひとり2日間有効のフリーパス券、4000円を勧められます。箱根登山鉄道もバスもケーブルカーも乗り放題らしい、今日周るコースを言ったらすぐに元が取れるとのこと。ふたりで8,000円、なかなかの出費です。すぐにバスに乗ってGO。
TPは、芦ノ湖の端っこからフェリーに乗る計画を立ててくれていますが、私は芦ノ湖の手前で「箱根神社」とアナウンスされていたのを聞いて、降りてみたいと言ってみて、降りてみました。
おみくじをひいて。
湖の鳥居に頭を下げて。
お土産屋さんのユーフォーキャッチャーには、お花見仕様のドラえもんがぶら下がっています。
箱根の関所へ。
入場して、見学をして、展望台に上がってみます。
当時の見張り台を再現しているそう。
ブラタモリ 14 箱根 箱根関所 鹿児島 弘前 十和田湖・奥入瀬
- 作者: NHK「ブラタモリ」制作班
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/09/28
- メディア: 単行本
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資料館で、ブラタモリの本を買ってみます。どうやら、箱根に来ていろいろと地質のことを説明しているよう。関所の中を歩きながら、つい立ち読み、より箱根の関所のことがわかって興味が広がります。
芦ノ湖のフェリーに乗ってみましょう、その前にお昼ごはん。麦とろ飯の店で店員のおじさんはガラガラの店内にお客を案内するのにわざと外の廊下に待たせるようなひと、お客さんが来るのが嫌そうなひとでした。口の両端にワカメふりかけと、ごはんつぶがついています。それでも、どの店も同じように見えて仕方なく入ったお店。
どうやら箱根駅伝のスタート&ゴール地点だそう。テレビで見る楽しみが増えます。
フェリーがやってきました。フリーパス券で無料で乗ることができます。
満員。立っているひとたちも満載、ブラタモリの本を読みます。芦ノ湖は噴火でできた湖なんだ。
噴火口近くからロープウェイに乗ります。フリーパス券でまた無料。
噴火口。
少し並んで、黒玉子を買って食べます。おいしい。
黒玉子推し。もう何年前になるだろう、TPの仕事の先輩のSさんが私やらTPの後輩やら友人やらをみんな車に乗せてここに連れてきてくれたことがありました。そのときと景色が違うのは、噴火があったからでしょう、すっかり整備されていて、まるで違う場所のよう。
下りのロープウェイもフリーパス券で無料。
噴火口のあたりにいろんな設備があるのを不思議に思っていると、ブラタモリの本にその秘密が書いてありました。地下水と温泉成分をぶつけて温泉にしているところがあるそう。
終点から先はケーブルカーがメンテナンス中でバス。
登山電車に乗って。
今日の宿、宮ノ下温泉の駅で降りて。
あ、ジョンとヨーコ。このあたりに避暑に来ていたらしい。
その富士屋ホテルは耐震工事中。
駅から徒歩10分ほどで今日の宿へ。
部屋に入って。
コンビニで買った日本酒を開けて、温泉で頭を洗って。
18時に晩ごはん。同じ部屋の若者カップルがあまりにも初々しいものだからこちらまで照れます。
宿を予約する際の口コミでは、とにかくご飯の時間を守らないと電話がかかってきて大変らしい、少しでも遅れているひとたちは急かされて、大きい声で案内されているのでTPとニヤニヤします。今日はたっぷり歩いた、晩ごはんをゆっくり食べてもまだ夜の7時、ロビーの施錠は夜の10時らしい。テレビをつけるような氣分じゃないので、箱根の街をたっぷり歩いた感想をお喋りしながら、だんだんとウトウト、まだ夜の8時なのに、だんだんと・・・グウグウ。とにかく宿でゆっくりしたくて、何もせずに身体を休めたくて来たから、これでいいでしょう。TPはもう一度温泉へ行っています。ただただ眠たくてたまらなくて、ブラタモリの続きを読んでもすぐにまぶたが落ちてくるので、もう諦めて眠ることにしましょう。こんなに眠たいのは久しぶり、それがうれしくてなりません。