今、徳島県に居る

おっはー!

(TPの朝食は、夕べから決めていたというピエトロの高級冷凍食品。800円くらい?ひっ)
おっはー!

(私の朝ご飯は、うどん。350円。説明書を読まなかったのでお湯の分量を間違えて、後からお湯を足しました)自販機で、レンチンの冷凍食品を買って朝ご飯です。夕べは一度、明け方に目を覚まして無料のお茶をカップに注いで飲んで、また寝ました。

東京港から出港して、太平洋(ほぼ日本列島に沿って)を移動して、あと数時間で徳島です。

TPが、コーヒーごちそうするよ!と自販機で買ってくれたものは、2個セットのインスタントコーヒー。それすら、嬉しい。朝風呂に入ります。少し、二度寝します。起きてもう一度、風呂に入ります。大満足です。

それでもまだまだ徳島には到着しないので、昼ご飯を食べます。レンジでチーン!

兄弟船とすれ違います。私が、船内に貼ってある御朱印帳ならぬ御船印帳のポスターをじーっと眺めていると、リアル船員さんが声をかけてくれます。「これ、いいですよ。私も船乗りの同僚と一緒にやってます。どちらかが船に乗ったら2枚買って、2倍早く貯まる」御朱印のようにシールを買って集めて事務局に送ると、ランクのあるカードが送られてくるそう。そんなことより、船員さん情報では、長距離フェリーの秋田行きとか色々と各港から出ているそう。こりゃー、ますます夢が広がります!

TPランチ。

憧れの長距離フェリー旅も、いよいよ終焉です。午後1時20分、予定時刻ピッタリに、フェリーは徳島港に到着しました。みんなで接岸を見守ります。

徳島港から徳島駅行きのバスに乗ります。

徳島駅から鳴門駅行きの電車に乗ります。

四国のJRの路線図のスッキリと美しいこと。(いつかぐるっと一周してみたい。夢がますます広がります)

鳴門駅からは鳴門大橋行きのバスに乗ります。が、今日宿泊する宿は晩ごはんをつけておらず、周りにはコンビニも飲食店も無いそう、バスの発車時刻までわずか10分、線路を渡って向こう側のスーパーへ猛ダッシュします。私はビールを買い込み、TPは弁当を買い込みます。

ふう。間に合いました。そして、今度は瀬戸内海?というよりは、紀伊水道?(ブラタモリ情報)が、ダダ見えです。すごい。

バスで約20分、ポンっと降ろされたところは人気の少ない場所。恐る恐る階段を上がってみると、

鳴門大橋がドーン、寒い、そして小雨。震えながら、鳴門大橋から渦を見るチケットを購入しに行きます。

受付ではっきりと、微笑みながら「今は、うずしおは、見られないね」と言われてあははと笑います。潮流が交差する時間帯が重要だそう。資料館に入って、大鳴門橋がかけられた経緯や、その工法などを学びます。

資料館を出て、大鳴門橋へ。(小鳴門橋もあるそう)

橋の下の通路を歩きますが、寒いったらない!今晩泊まる予定のホテルが見えました。海沿いかな?そしたら一晩中、海が見えるかな?

震えながら、見えないだろう渦潮を探します。

どれほど粘っても、渦潮っぽいものは無いけれど、少しだけ渦潮っぽいもの、渦潮と言えなくは無いものが見えたので、渦潮を見た!と思い込むことにします。

今日のお宿にチェックイン!窓からの景色は?

トンネル!よし、一晩中、トンネルから出てくる車を眺めましょう。

そんなことよりも、フェリーで買ったTシャツと、持参のジャージに早速着替えてくつろぎます。米軍式のたたみ方をアレンジして、パジャマセットはポンッと取り出すことができます。

ホテルの部屋の、案内プレートやらを片付けて机を広々とさせて、冷蔵庫も引っ張り出してサイドテーブルにして、今日の晩ごはんを広げます。

そうだ、今、徳島県にいるんだ。明日のお天気はどうかな?TPは、大浴場から戻って、仮眠を取って、コンクール用の何やらを書き続けています。私も大浴場へ行って、お湯がぬるいと思いながら鳴門大橋の景色を満喫して、部屋に戻ったら徳島のカップラーメンを食べようと目論んでいます。今、私は徳島県に居る。徳島だぞ、徳島県。何度も言い聞かせないと、まだ鎌倉の寺巡りをしているような感覚になるから。それにしてもフェリーでの移動は、最高でした。