どうりで

びっくりぽん。9時半から朝7時までぐっすりぽん。

宿おすすめ(と宿情報に書いてあったそう)のパン屋さんで朝食を食べます。

ちょっとだけ佐渡散歩。すっごい景色。

宿にはいくつもの絵が飾ってあります。中でもしびれたのは白黒の世界にうなぎののぼり、いや暖簾?の絵。

 

チェックアウトも、部屋の鍵を箱に入れるだけ。何とミニマムな宿なんでしょう。リュック背負って、調べておいた時間通りバス停でバスを待って、やって来たバスに乗って両津港まで。

やっとあった「佐渡が島」の文字が。

おけさ丸に再び乗って2時間半の船旅です。ところで昨日は1000人くらいのひとが佐渡島に行ったはずなのに、佐渡金山でも、そこからバスに乗って戻る道でも港でも、ひとはスカスカ、あのひとたちは一体どこへ消えたんでしょう?

戻りの船はガラガラの寝転がり放題。

ばななちゃん本を2冊読みます。そしてジーンとします。

フェリーの売店で、何か買って食べたいけれどお腹がすいていなくてもどかしい!

日本海、さよなら佐渡が島!

TPと甲板へ。昨日の豪雨とはうって変わって、今日はあまりにも良いお天気!

 

甲板にゴロンと横になります。背中が暖かい!!

そして空は高い!青い!死んだひとたちとも出会えそうな空。

おけさ丸のトイレットペーパー置き場は、手縫いです。

おけさ丸を降りて、新潟港へ。フェリー乗り場から直結のビル(コンサート会場も兼ねているらしい、今度あいみょんも来るらしい)の、展望台に上がってみます。

のどかだ。

周りに高い建物が無いので、のどかです。

行きと同じく帰りもてくてく歩いて、万代橋へ。信濃川

行きと同じく、歩道にはずーーっとチューリップが植えてあります。

商店街に出ます。福岡で言ったら博多駅に対する天神みたいな距離感?東京で言えば東京駅から銀座みたいな場所なのかな?にぎやかになってきました。

どこまでも、屋根があるからうれしいです。冬は雪が積もるからでしょうか?

TP調べの、ガイドブックの1ページめに載っているようなカツ丼屋さんへ。その、お、い、し、い、こと!!感激します。

商店街を、右に左に、縦に横に歩いて散歩して魚市場などひやかして。

あれ何?と見つけた喫茶店に入って。

斜め後ろの席の二人組は、職場の愚痴をえげつないほどに言い合っています。

新潟日報という新聞社にも、展望台があります。あの煙は何だ!?製紙工場っぽいな!?

歩いて歩いて、またバスセンターへ。ガイドブックの3ページめにありそうなおむすび屋さんでおむすび買って食べます。(隣のベンチのカップル不機嫌そう、すぐ別れそう)

バスに乗って新潟駅まで(福岡で言ったら博多駅)。

新潟駅の正面の方のバスターミナルの鉄骨の造りが、あまりにも堂々としていてうっとりします。

TPが地図を見ながらチラッと言った「ロシア式のチョコレート」の言葉に反応して、行ってみたい!と言います。てくてく歩いて。途中で最高のお庭地帯を見つけてうっとりします。

信濃川。俳句でも詠みたいようなゆったりとした、おおらかな川。ロシア仕込の本格チョコレートの店で、量り売りのチョコレートを買います。私はチョコレートをそれほど好きではないので職場へのお土産として。

歩いてホテルに向かいながら、電力会社の車両の整然と並ぶ姿にうっとりします。

今日の宿は商店街にありました。

窓を開けたら商店街。

チョコレートは、たったこれだけで1700円くらい。高い高い。今日の宿は1泊2人で5000円くらい。(夕べは4000円くらい)どちらにしても旅行っていいなあ。

歩きすぎてくたびれたので、近くのスーパーへ行って、今日も晩ごはんはスーパーのお惣菜でいいか!となります。

商店街を遠回りして歩いて帰って、

かんずりなるものを食べてみたかったので買ってみます。

ホテルのテーブルに、買って帰ったお惣菜を並べて。かんずり、柚子胡椒とはまた違う、ちょっと発酵したような、まろやかで旨味が前面に来るようなそんな調味料。

今日は、新潟駅周辺をよく歩きました。目で見た地図が、頭の中に入ってきて身体で地図が入った感じ。TPは密かに日本の都道府県すべて行きたいと目標を立てている様子。どうりで、新潟。海外旅行に行きづらいから、そんなことを思いついたのでしょうか。ちょっと変わってるひと。でも、おもしろ。