ドライブ・マイ・カー

映画を観に、立川駅まで。そこからモノレールに乗って2駅。朝6時15分出発させられて、まだ目が開いていないのに。

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眠たいうえに、自分がどこに居るのかもよくわかっていなくて。

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モノレール。

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簡易施設のような映画館で、

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ドライブ・マイ・カーを観ます。映画が始まった瞬間に目はパチっと覚めて、一瞬も見逃すまいと。ところで立川駅から2駅の映画館はコーヒーを買うと飲み放題とのことで映画を観る前と観た後にお替りができるのがうれしい。私は、村上春樹の「女のいない男たち」という短編集がどういうわけか好きで、なかでもドライブ・マイ・カーはとても大切な短編、そのイメージそのままに、アニメで歌を歌った女の子がドライバー役で出てきた瞬間から「イメージ通り」と喜びます。西島秀俊はイメージ通りではないけれど、がんばっているので集中して観ます。映画のラストシーンまで、ぐっと涙をこらえて観終えて、エンドロールでどういうわけか、あら?すごく集中して観たけど、追加のドラマが多すぎじゃね?そう思ってしまったら、前のめりだった氣持ちが、スーッと冷めて行くのを感じます。

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立川駅からモノレールで2駅行ったところの、ららぽーとで昼食。「私、ららぽ初めてかも知れん」「俺も」とか話しながら。

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立川駅から2駅行ったところから、また立川駅に戻ります。多摩モノレールの車両は、昭和の子ども時代を過ごした世代には、どの家にもあったピエール・カルダンのコップと同じデザインで驚きます。

 

私には、たとえどんな作品でもその映画監督の作品全部が絶対に好き、たとえどんなことをしてもされても、その全部を応援しているという映画監督が数名いますが、その中の有望株だった映画監督のひとりだったひとが、ちょっとドラマ多めの押し込み形式の映画だったからってじんわり落ち込むだなんて。しょんぼりしながら家に帰ります。晩ごはんは、カレーライスです。冷蔵庫にあるものだけ、つまりウィンナーと玉ねぎだけのカレーです。