朝イチに父からの電話を受けます。「昨日は電話出れんでごめんな、本当、きっついきっつい」そして「膀胱全摘か、放射線治療か、放置か、その3択って。(少しの間があって)ま、母ちゃんとよく話し合って、どれにするか決めといてよ。頼むな」とのこと。おっとー、こっちにお鉢が回って来たー!父の生死を決めるのか。任せといて。私は家族の中では一番、無責任担当なのです。
昨日、思いがけずへなちょこは休んでしまったので今日こそは、待ってろよ!大量のお仕事!片付けに片付けて、さばきにさばいて(自分調べ)、新人さんからヘルプしてもらって「ありがとう!!!」とビックリマーク3つで感謝を表して。
残業して、パソコンを閉じます。振り返るとTPは、昨日作っておいた豚汁と、インスタントラーメンで晩ごはんを食べています。あれ?いつの間に帰ったと?
福岡のMちゃんが、かっっわいーい茶碗の写真を送ってくれました。あはっ!どすこいどすこい!
というのも、Mちゃんはこの日記を読んで私に少しでもかわいいものを見せて励ましてくれようとしてくれたのです。RCもメールをくれて。みなほぼ同年代なので、親のことで色々とあります。
夜、母にメールをします。
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お母さん、次回の診察で先生にこのメールを見せて、質問してもらえますか?
お父さんには少しでも心地よく生きる時間を持ってもらいたいので、先生にくれぐれもよろしくお伝えください。
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いつも父がお世話になっております。
膀胱がんの全摘出、放射線、現状維持の3択と伺っておりますが、判断が難しく家族でも決めかねております。
そこで、保険適用外でも、例えば「陽子線治療」など検討する余地はありますか?
また体力、氣力もかなり低下しているようです。
膀胱を摘出した場合と、摘出しない場合の健康寿命についてもアドバイスいただけましたら幸いです。
お手数をおかけいたしますが、離れて暮らしておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
(オンライン通話も可能です)
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昨日、一日中、廃人になったように過ごしていたけれど、少しだけアクションを起こしたらまだマシ。自己満足だけ。情けないけれど、父も私も同じように生きている間のことなので、旅の恥はかき捨てです。