父のことを考えると、眠っても嫌な夢（荒涼とした場所で不安になっている夢）を見てはすぐに目が覚めて、結局朝まで眠れませんでした。そして発熱！からの嘔吐＆全身筋肉痛＆目がよく見えません。体調不良と言って職場に有給休暇の連絡をし（すぐ休むな！私は）、とはいえ月初なので仕事は山積みなのでこっそり５時間ほど仕事します。父が亡くなることは覚悟ができているのです。子どもの頃から。でも、父が体力が落ちて、歩くことも起き上がることも辛くて、会話もしたくない状態で膀胱を全摘出して良いのかが不安。
夕方、出社して帰宅したテイで父に電話。母が出ました。「お父さん、電話に出るのきついって。膀胱全摘か、放射線か、そのままか３択って。でも手術したがよかろう？」と母は言うけれど、それが良いかどうかは判断つきません。「うんちは肛門から出るから、尿だけ太もものところからパックつなげるって」と言いながらちょいちょい人工肛門がなどと母は間違えているけれど訂正せずにおきます。母は、基本食欲のないタイプのひと（少女時代の私、父、父方の祖母）の氣持ちはわからないので、とにかく父に食べさせることに必死。あまり追い詰めんがいいよ、と言うと、そうそう、私もあんまり言わんようにしとうとか言っちゃって。それでも、５度目のガンとわかるまでは「お父さんはお葬式で会社の人呼びたがっとうけど、今はコロナで家族葬やもんね」などと言っていたけれど、さすがに葬式やら墓やらの話題は出なくなりました。
我が家の晩ごはんは、豚汁。こういう、急に寒くなった日や、体調が悪い日には豚汁に限ります。
