おはようございます、和歌山さん。
朝食ビュッフェ、普通だ、あまりにも普通。お揃いのジャージを着た女性中心の団体さんがいて、中には旦那さんと赤ちゃんを連れた一行も。TPと「何のスポーツやろう」とこっそり話して、TPは「バレーボール」と言い、私は「女相撲」と予測します。
部屋に戻って、二度寝。二度寝って、生きる喜びのトップ2には入ると思います。ところで、私とTPの旅の工夫の中で、前日に2リットルのお茶のペットボトルを買う、というものは我らながらいい工夫と悦に入ります。夜中に喉が乾いて起きても、たっぷりあるので安心。余ったら翌朝に持参のナルゲン水筒に入れて旅行のお供に。TPはテンションが上って買ったスーパーのみかんを「持ち歩きたくない」とがんばって何個も食べています。おいしい!
チェックアウトして、宿に荷物を預けて、いざ和歌山城へ。
とても立派な公園になっています。「あ、ハート型よ!」
「本物って!」お城の中には、レプリカじゃなく本物の武具や生活用品が飾られています。細かくて、いいお仕事だ。
「和歌山のひとって、本当に物持ちがいいね」
「見て!あの細かさ」
天守閣から紀の川を眺めます。海岸沿いの工場、何の工場だろう。(後で検索したら、製油所でした)
TPが、「和歌山市駅にも行こう」と言うので「おう」と答えます。お土産売り場の方にTPが道を尋ねると、親切に教えてくださったので、はちみつ梅干しも買ってみます。おいしっ!
バスもあるけれど、2キロくらいとのことなので、歩いて向かってみます。和歌山駅はJR、和歌山市駅は南海鉄道とのこと。
駅の横には、まだまだ昔の景色が残っていてホッとします。
でっかい。
圧倒されます。TP「よし、次の起点はここにしよう。まだ和歌山で行ってないとこいっぱいあるし。で、一日はこの図書館でゆっくり過ごそう」といつか再び訪れる日のことを算段しています。
駅ナカのスーパーにも立ち寄ります。職場へのお土産を買って、
バスに乗って、和歌山駅に戻ります。ホテルで、預けていた荷物を受取るときに「あの、昨日はスポーツしていそうな女性の団体の方たちが、たくさんいらっしゃいましたね」「はい、よく色んな団体の方々にご利用いただいています。昨日は、バレーボールだそうで」「それ!それが聞きたかったんです!ありがとうございます」と、察しのよいホテルマンに心からお礼を言います。これですっきり。TPの勝ち誇った顔。「私が聞いたけん、解決できてよかったね」と私も鼻高々。
はっ、旅には終わりがあるんだった。涙がぽろりとこぼれそうになります。月曜日になったら支払い漏れの処理があるし。神様、どうかなかったことにしてください!
そんなことより、関西空港は海の上にあるのであらためて驚きます。線路の下にも海が見えてゾクッとします。
TPが、食堂で食べたいというので、早くチェックインしたい私は焦ります。
焦って、高級巻きずしを口に放り込みます。
TPはゆったりとおかずセットを味わっています(全部茶色だね!)。
TPがのんびりしたので、時間ギリギリになったものの、無事に飛行機に乗って成田に戻ります。関西空港の自動販売機で買った、スカイライナーの割引券を使って、切符を買って帰ります。
(わざわざ自動販売機作って割引しなくても、いつも割り引いた価格にしてほしい)だんだんと、成田発着の格安航空にも身体が慣れてきました。
夜、テレビを観て大笑いします。どうやら、我が家のブルーレイレコーダーは故障してしまったようです。電源を入れても、プシューンと言ってすぐに電源が切れます。がっかり。くたびれたので、早く眠ることにしましょう。TPはインスタント塩ラーメンを食べています。あーあ、明日はしごとか。でも年末はTP発案の慰安旅行が待っているから、何とか乗り切りましょう。