朝、6時過ぎに起きます。
さすが中部地方、普段は見られないテレビも放送されています。ひとっ風呂浴びて、
朝ごはんへ。ビュッフェで、バランスよく選んだつもりで席に着きます。
おや?TPはメインがあると期待して端っこから取って進んだらメインが無かったようで驚いている。この空間を何で埋めるのだろう。カウンター内の女性と、受付係の女性が何やら相性がまだ良くないようで、あたふたしています。
搾りたての豆乳。しぼりたてだと、かえって後味が苦いということを知りました。
ちょっとだけ二度寝して。愛おしい松本旅、二日目に突入です。松本駅からまーっすぐに進む道、誰もが松本市美術館に行くような距離感で歩いています。
来ました。松本市美術館。前回は「石井鶴三展」のポスターをたまたま街なかで見かけて、どうしてもどうしても、どーーーうしても行きたくなって、休館日の翌日まで一泊旅行を伸ばしてでも来たっけ。最高やったな。それから数年、いえ十数年経っての二回目の美術館。
いきなり、小学生の康花さんの絵。10歳。
ゴヤの模写。単行本から模写したそう。10歳か14歳かどちらか。(メモする余裕がなかった)年齢なんか関係ない。
これを見たかった、両親の絵。親なんだけれども、人間として描いているところが。(昨日お会いした館長、そのままのなにかが描かれていて)
病気がちでも、ものすごい数の絵があって、文章もあって、本当に生まれながらに表現をし続けたひとだと思います。
正直に生きよう、そうあらためて思います。
多摩美大に入っても、毎週のように高速バスに乗って松本まで、麻績村まで帰っていたとのこと、大学生時代。
とても共感したのは、嘔吐の絵。そうそう!こんな感じ、まさに!常に吐き気のある時間は、たまらなかったろう。
でも、そこからのお父さんの転勤で実家移転した、麻績村の絵。(おみむら)
さすが、1000枚以上も絵を描いてきただけのことはある、その枚数の先にある、明るい世界。
言葉なく、ただ見て、出口でTPと待ち合わせます。
常設展の、同じく松本に縁のある草間彌生コーナーも、最先端です。ドクドク。
一瞬たりとも、普段のしごとのことなど思い出さなかった。歩いて公園まで。巨大なイオンに、巨大な駐車場、大渋滞です。
松本市のマンホール。
歩いて歩いて、ランチを松本で食べて帰ろうとのこと。
到着したときに立ち寄ったインフォメーションで教えてもらったところは、日曜日で定休日、もしくは行列。また四柱神社にたどり着き、裏側から表へ抜けます。昨日も通った道、昨日はTP自転車がパンクしていたけれど。
どの店からも振られたので、TP調べの「駅ナカにある、からあげセンターってのが評判いいらしい」と言うので、松本駅へ。駅ナカじゃなく、駅の高架下にあるのを見つけて入ります。昼から大酔っぱらいの方が立ち飲みしています。心配になるほどに、ベロベロのデロデロ、レモンサワーのメガジョッキなんか手が当たって倒したりしちゃっています。きっと毎日のように来ているんだろう。
TPと、駅のショッピングモールに入ってみたところ、「松本からあげセンター」という正式な感じのお店があり、店員さんに「さっき、高架下で食べてきたんですけど、同じお店ですか?」と尋ねると「・・・はい、限りなく同じなかんじ」みたいなお答えでした。
我が家の慰安旅行も、そろそろ終わりです。あずさという特急電車に乗って帰ります。
バスの方が安いけれど、週末の高速バスは渋滞がひどいと山中湖からの帰りで学んだものだから。
なんやかんやで帰り着いた家。晩ごはんは冷蔵庫にあった焼きそば麺を炒めて食べます。あぁ、慰安旅行っていいな。また行きたいな、慰安旅行。TPは手帳を見て「あっ、俺たち、去年は新年会もやっとる!」と興奮しています。えっ、それなら今年も新年会をやりたい!忘年会の慰安旅行も、これから毎年の恒例行事にしましょう!よろしくお願いします。