小江戸川越

monna88882008-10-04

写真はキュウリ漬けの露店売りです。土曜日。副都心線に乗り「川越」へ行きました。前から川越の切り抜きを部屋やトイレに貼って、いつか行きたいと思っていたところ。まずはつけ麺のお店。行列に並ぶと、真後ろに自閉系の障害?らしき女の子と付き添いの方。女の子が「のどが乾いちゃったなあ」炎天下です。そして「がまんできるかなあ」付き添いの方はお店に入るまで我慢しよう、と言っています。直射日光に当たり続け、まだまだ店内には入れません。水を買いたいというのも止められているので、飲みかけで悪いけどと、女の子にペットボトルを差し出しましたが、付き添いの方が止めてしまわれました。(飲みかけをすすめるなんて!と我ながら思いますが、他に方法が思いつかなかったのです)1時間並んでやっと番がきました。女の子は隣の席。お腹すいたね、と話しかけると「香る茶ってどんな味かなあ」一瞬見せたペットボトルの名前を1時間も憶えていたんですね!ごめんね、無理にでも渡せばよかった。でも付き添いの方にも考えがあるだろうし。女の子は席につくなり、お冷やをなみなみとコップに2杯飲み干しました。付き添いの人は水を飲みません。社会って難しい。


ふくれたお腹をかかえていよいよ川越街道です。黒塗りの壁、立ち並ぶ土産物屋。大沢亭の後、菓子屋横町へ。狭い路地に、たくさんの駄菓子屋さんがひしめいています。食べたもの、紫イモのソフト、焼き団子、まるごとキュウリの浅漬け、小豆茶、お土産にイモせんべい、イモ納豆(金時)、天然酵母のパン(楽楽という店)、ピリ辛せんべい・・・TPはたこ焼きを丸ごとせんべいでサンドしたものを齧りつつ、カルメ焼きや、ぬれせんべい、おかきなど買っています。


帰り道、どちらが道センス(地図力)があるか、でTPと喧嘩したけれど、たくさん日に当たって、ずいぶん楽しい一日になりました。


荒野へ (集英社文庫)

荒野へ (集英社文庫)

「荒野へ」ようやく、売り切れ中の文庫が増刷され始めました。行き帰りに熟読。「イントゥ−ザワイルド」の原作は、ショーン・ペンの映画センスにただただ感心するばかり。よく、これほどエッセンスを壊さず、映画にしたなあ。尊敬します。


わかった。今答えが出ました。私が、水を買いに走って、付き添いの人やTPにも「暑いですねー、良かったらどうぞ」とおばちゃん的にすすめて、みんなで飲んだら良かったのかも。