シャルマンと出会った

monna88882010-02-07

ジャック・ロジエの映画を観に、渋谷へ行きました。まずアデュー・フィリピーヌをTPが観ている間、一人で渋谷散歩。東急ハンズで2リットルほど入る水筒を探しましたが、フッ素加工のタイガー製一種しかない。次にLOFTへ行っても同じものしかない!子供の頃は大容量のステンレス水筒が何種類もあったのに!?


残りの時間、ひと休みしようと入った喫茶店「シャルマン」、前から氣にはなっていたけど、足が向かなかった、でもユーロスペースから近いし試しに入ってみようと・・・入ってみると・・・ピッカピカの時が流れる喫茶店!清潔で、店の歴史も感じられて、温かみもある、私はもう岡本太郎さんの壁画と、この喫茶店がある限り、渋谷はイライラスポットではない。ウェイトレスはインドの女性、ホロホロになるほどの笑顔で迎えてくれます。映画を観終えたTPと合流したら、またこの店に来ようと決意。


「アデュー」を観終わったTPを誘って「シャルマン」へ再び。先ほどミルクは要りませんとスプーンを返したのを、インドの女の子は覚えてくれていて、今度はニッコリとブラックコーヒーを持って来てくれました。これから何回もこの店に入ろう。死ぬまで、この店が続く限り、何回も。光の入り方も、最高の喫茶店です。懐かしい記憶のような場所。

このカップのセンス!

「メーヌ・オセアン」どうでも良さそうなことを、一生懸命語る人たちの面白みに加えて、底力のある音楽センス、ラストシーンなどバカンスの終わりをこれほど表現しきった映画は、数少ないと興奮しました。久しぶりに映画で燃えました。水を得たような壁画を見て、熱く語り合いながら帰ります、オーヴァー・日曜日!