12月に帰省したとき、下関のばーちゃんち近くの海岸で拾った石を、何度も握ったりなでたりしてしまいます。涙もじわっとにじみます。その海岸には、どどーんと夕日が沈み、全てをリセットしてくれるほどの大きな時間が体験できました。丸い石というのは、何故誰からも愛されるのでしょう?子供たちも、丸い石に夢中で絵を描いたりしていますね?その秘密は、重さ、触感の冷たさ、削れた歴史、複雑な色の組み合わせ、ただで拾えるところ、その拾う時には必ず保護者がいるという思い出、幼少期に石を拾った人には、セットで見守ってくれる大人の存在がいたり、逆にひとりぽっちで寂しく拾った自分を見つめる、今の自分という大人がいるから、丸い石には絶対の信頼があるのかも知れません。
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