働きたい欲望

monna88882010-03-18

銀座、こんぱる湯、金春湯。今日は部署内での懇親会、飲み会でした。新橋の高架下、食べ放題飲み放題のお店、焼肉をジュージュー焼きながら、思い思いに喋ります。本当に忙しい会社で、その忙しさの源を知る暇すら無く、働き続ける人の美しさ。仕事をしたい人たちの集団です。どこの会社でもそうでしょう、会社に属していない人でも、何か社会のために働きたいという希望を持っているのでは?必要なことと不要なことの発言権、察知能力は、誰に伝わらなくとも自分の中にあるのだと思いました。

ヒュー、金春湯。これまで行ったことのある銭湯の中でも、トップクラスのお湯と浴場のコンパクトさ、懇親会の前に立ち寄りました。そして、何年も欲しいと思いながら、あえて買わなかった肩掛け袋、月光荘のホルンがついたバッグを買いました。ペットボトルも入る、定番のカーキ色(実際はオレンジ色)は長財布にピッタリです。店員の人たちの店を思いやる暖かさ、その心の深さ、接客の完璧さに、店の思い出として手に入れます。日記帳を突っ込んで、大事に何年も使いたいバッグです。


・・・三鷹で出会ったとき、目ん玉に飛び込んで来た本。これは10年に一度あるかないかの読書体験です。ぐわっと自分の使命を思い出す、体験した人の本。あの世の裁判官なのにあくまでも謙虚な文体と、思いやり、娘さんの後書きに光が満ち満ちている本。あぁ、この本のことを誰かと共有したい。Rちゃんへは絶対持って行こう、こんな清潔な驚きを味わえたことに、絶叫で感謝を言いたくなる、面白さが凝縮した文庫。読みながら、この本の面白さを共有できる人の人数がいないことへの孤独感が押し迫って来ました。だって誰でも、自分の使命を意識して生まれて来たんだもの。私は産まれる時に、不幸の真ん中にいる人たちの人生に同感する程度の試練を与えて下さい、でも40代からはパーッと自由に活き活きと暮らす人生にしましょう、と思って産まれて来ました。本当は、20代後半でもっと自由を味わうはずでしたが、10代の苦しさから逃れるために20代と30代前半をかけひきして、代わりに中年になって自由になることを望んだのです。産まれてみて意外なことは、ただ社会で生きるだけのことに、うっすらと暗い日々が多いことです。偽物の強さはいらない、本当の芯の強さだけを追求しようと新橋で決めました。