チェンマイで

monna88882011-09-26

まる一日飛行機に乗って、チェンマイに着きました。スコールの中、屋台で晩ご飯を食べます。軒下の雨漏りが、ビシャビシャとラーメン丼に入ってくるけれど、氣づかないふりで。今日は、朝から2回の乗り継ぎで到着した空港からタクシー120B(バーツ)でターペー門という場所へ向かいました。タイは雨期、轟く稲妻。チェンマイは福岡の空港にソックリ。ノーヘルでバイクに乗る人々、危ない運転にヒヤヒヤしていたところ、大通りの真ん中に人だかりが。その中心には倒れている女性。事故かな?じっと見ると誰かが脈を取って首を振っています。別の人がまた脈を診て手を振ります。うつ伏せた女性の頭の周りには、洗面器一杯ほどの血。タクシーのおじさんはチッチと舌を鳴らして人だかりを避けて車を進めます。誰かが、女性を仰向けにひっくり返しました。まだ若い人。髪の毛が赤黒いもので濡れている・・・あれ?人の命ってこんなにあっけないものだったっけ?頭の中がチカチカしました。久しぶりの海外旅行の洗礼としては、ちょっとやそっとで消化できるものではない。たった洗面器一杯ほどの血で死人になるなんて。TPとふたり、無言でじっと現実を見つめていました。



     機内食1           機内食2         台北空港の喫煙所


バンコクの空港で1万円を両替すると、3,700バーツになっちゃった。額が減って寂しくなります。チェンマイで宿を探すとSKハウスというゲストハウスが500バーツで泊めてくれました。日本円で1,500円くらいだそうです。



乗り継ぎの台北、ポコポコ雲   バンコク空港は細長い水田の街 エアアジアからの夕焼け


チェックインするとスコールが激しくなりました。時計を2時間戻したから、日本ならもう11時くらい?外は真っ暗闇、白人の人たちはプールで泳いでいます。後から来たアジア系のカップルは、600バーツと言われてディスカウントをしていました。ずぶ濡れで30Bの晩ご飯を食べて、ずぶ濡れで戻る道の暗さ。トイレにはゴキブリが転がっています。ここはチェンマイなんだ、そう思っても外国の人がたくさんいるのでよくわからない。セブンイレブンで水を買います。1.5リットルで、14バーツ。シャワーを浴びながらTシャツを洗うと、寝間着が無くなったことに愕然としました。シマッタ!Tシャツは2枚必要だった!スカートをずりあげて眠りの中へ進みます。今日は飛行機の中でビデオを2本観たな、ジュノとマイレージマイライフ。どちらも映画館で観たもの。同じ監督で台詞はピリッとしているけれど、シーンのつながりが乗って行けない感じ?ここは本当にチェンマイなのかしら?真夜中なのに、私の魂はまだタイにたどり着いていないようです。