なつめの実

monna88882013-03-08

お昼休み。Tノ門病院の、地下1階のお見舞い受付でぶら下げカードを借りて、Kさんの病室を尋ねると、Kさんたらそれはそれは氣持ち良さそうに、ぐっすり眠っていました。それでも2回名前を呼んだけど、全然起きないので笑いをこらえてナースステーションでペンを借りてメモを残します。仕方ないので地下の売店を見学。入院というのは、旅行と同じだけ生活用品が必要なんだ、この店には必要なものが何でも揃っていると感心しきりで職場へ戻ります。

無事にお勤めを終えて帰ろうとしたけれど、もう一度だけ顔を見ようと病院へ戻ってみると、今度はちゃんとKさん起きてる。しかも、先生か看護婦さんがカーテンを開けたかと思ったのか、瞬間よそいきの顔、目が合うとお互いにニコーッと笑い合って、ごめんごめん、お昼ご飯のカレーがあまりにもおいしくて、ほら病院食って期待してないじゃない?ちょっと横になったら・・などと言うので大笑いしました。担当の先生はオタクっぽい、ちょっと質問すると乳のことなら何でも答える感じで目を輝かせて色々教えてくれる人だそう。たった一週間の入院なのに手術前なら家に戻ってもいいって扱いが軽いと思わない?とのことでしたが、ベラッと上着をめくって脇から触らせてくれたNEWガンは、なつめの実を小さくしたような触感でした。その上の皮膚のおチチがプニーッとそれは柔らかく、その下に少しだけ固いもの、ツルツルの石のようかと思っていましたがプルーンのような波打った手触り。これはちゃんと覚えておく。

日曜日に友だちがお見舞いに来てくれるって言うから、それまでにまた部屋へ戻ってちゃんとパジャマに着替えてお迎えしなきゃと言うのでまた笑って、あー、寝顔のときはあまりにも無邪氣に眠っているのが可愛過ぎて、病室を出た途端に涙がこぼれたけど、起きてる顔を見たら一氣に安心した、起きている顔が見られてよかったーと思いながら自転車を漕いで帰りました。またお邪魔にならない程度に、顔を覗きに行きたいわ☆